今や世界中から注目されている日本のアニメ。そのアニメの世界観を彩ってきたアニメソング界のパイオニア・水木一郎が、ベストアルバム第二弾「ベスト・オブ・アニキング −青の魂−」をひっさげ、石丸電気SOFT1にてトークショー&ミニライブに登場した。
トークショーでは、水木一郎アニキがまだ、“早川あきら”名義で歌手として初めてレコーディングしたという幻の曲「シェナンドー」についてや長年の歌手生活を振り返っての思い出話や、歌謡曲歌手からアニメソングを歌うようになったきっかけなど、アニキにまつわるレアなエピソードをたくさんきくことができた。これもイベントならではの特権。
水木一郎という名前をつけたとき、占い師から「一生歌っていける名前」と言われたことについて、本当にずっと歌ってこれたと感激するアニキ。「でもまだあと20年は歌っていくから、みんなついてきて!」というセリフには、客席から「ついてく!ついてく!」の声。そんなアニキの集大成といえる最新作は、なんとライナーノーツの全曲解説すべてがアニキが一生懸命書いたもの。ワープロが苦手といって、すべてペンで紙に執筆し何十時間もかかって推敲したという渾身のもの。こちらも要チェック。
ミニライブではアニキも大のお気に入り「今日もどこかでデビルマン」(「デビルマン」エンディング曲)ほか数曲を熱唱。
「「デビルマン」のレコーディングでは”デビーーール”という雄たけびは何度もやって苦労したところ。僕は本来歌手なのに、最近雄たけびの仕事ばかり(笑)。将来はしっとりとしたバラードをロマンスグレーで歌いたいねぇ。」と今後の展望についても語った。でもやっぱり、アニキにはまだまだ落ち着いてほしくない!熱いアニキがこれからもさらにパワーアップして我々に元気を与えてくれることだろう。
(watano)

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