事故によって世界初の脳移植後、徐々にいままでの自分とは違った自分を発見し愛していたはずの彼女も愛せなくなってゆく男の悲劇とそのミステリーにせまっていく東野圭吾原作による映画『変身』の製作発表会が8月10日、にっかつ撮影所にておこなわれた。主演は玉木宏、ヒロインの主人公の恋人役に蒼井優というフレッシュな2人。また、佐田真由美、松田悟志、山下徹大といった注目株の若手俳優も顔をそろえている。監督は実相寺昭雄などの助監督を経て初監督作となる佐野智樹。

佐野監督「12年前にこの原作と出会って、是非作品にしたいとずっと温めていたものです。」
玉木「原作はあえて読まずに先入観なしに演じようと思っています。すごく難しい役で監督やスタッフと話し合って役を作っていっています。冒頭で頭を打たれてその後手術をするので特殊メイクもしていますし、昏睡状態だったという設定なので太ってはいけないし、毎日3シーンくらいずつ重たいシーンを撮影しているのでいまは、プライベートはなるべく積極的に気分転換しに遊びにいっています。」
蒼井「いい作品になる予感がすごくしています。残りの撮影も思う存分に頑張ります!私の演じている恵という役は、恋人とのしあわせだった時期がほとんど回想シーンでしか描かれないので、苦しみに耐える場面ばかりです。毎日泣いているシーンばかりで難しいです(笑)。」

7月25日にクランクインし、クランクアップは8月17日と撮影ものこりあと僅か。10月上旬の完成を目標としており公開は来年の初夏になる。