個性溢れるキャラクター、温かなメッセージ、ピリッと引き締まった辛口の笑い。大人も子供も文句なしに楽しめる<シュレック・ワールド>が、再び世界を唸らせる!おとぎ話の常識を超える、史上最強のファンタジー『シュレック2』日米のボイスキャストが、公開目前の今日、新宿パークハイアットホテル東京にて記者会見を開いた。メンバーは、シュレック役のマイク・マイヤーズさんと濱田雅功さん、フィオナ姫役のキャメロン・ディアスさんと藤原紀香さん、そして製作総指揮のジェフリー・カッツェンバーグ氏(なんと、この4ヶ月の間に6回の来日!)の5名で、カンヌ映画祭でも見られなかった顔合わせだ。いよいよ公開が近くなり、「どきどきしています!」と紀香さん。

初来日のマイクさんは、大はしゃぎ!濱ちゃんにイタズラを仕掛けたり、追いかけっこをしたり。そんなマイクさんも、声優の仕事にどのように挑んだかという質問には「それぞれのキャラクターに恋をすること。そうすれば、その世界に入り込んでしまうんだ」と真面目に答える。すると濱ちゃんが「そんなん一切考えてなかった!」と言い、「だって、声優は本当に難しい。画と合わせることだけでいっぱいだった。でも、画と彼らの声とに合わせなければならない僕らは大変やで。合うわけないっちゅーねん!」と笑いを起こす。次から次へと言葉をまくしたてる濱ちゃんを見て、マイクさんは「ケンカをしているのですか?」ととぼけた問いを投げかけ、さらに場内を沸かす。本当に、お二人の笑いのセンスは抜群!
「(声優は大変だから)辞めてもいいかな」と言う濱ちゃんに、「絶対やめないで!」とカッツェンバーグ氏。「声優の仕事をもっとしたい」という紀香さんには「あと2本あるから!」と笑顔。『シュレック3』も『シュレック4』も、このボイスキャストで通す考えのようだ。

一番好きなキャラクターは、皆さん、今回の新キャラクター“長ぐつをはいたネコ”と口をそろえる。「ネコ派の私は、もうあの目にメロメロです」とキャメロンさん。濱ちゃんまでもが「ぼくもネコ派です。ほんとに可愛らしい」と。アントニオ・バンデラスさんと竹中直人さんが演じるこの“ネコ”、必見ですね!
(村松美和)

■『シュレック2』は、2004年7月24日(土)より日比谷スカラ座1ほかにて全国ロードショー!

□作品紹介 シュレック2