7月3日(土)から9日(金)まで東京・日比谷のシャンテシネにて開催されていた第26回ぴあフィルムフェスティバル。大きな可能性を秘めた、意欲溢れる若き監督たちが挑戦したコンペティション部門・15作品の中から栄えあるPFFアワード2004のグランプリを受賞したのは、高橋 泉監督『ある朝スウプは』でした!!

壇上にあがり「本当に嬉しいです。ありがとうございます」と繰り返す高橋監督。少々緊張気味で声も震えがちでしたが、まさに感無量という表情。また一人、これからの映画業界を担っていくエネルギーに満ちた監督が誕生しました。
最終審査員を務めたのは、映画監督の若松孝ニ氏、漫画家・イラストレーターのみうらじゅん氏、女優の緒川たまき氏、映画監督の犬童一心氏、映画プロデューサーの市川尚三氏。「(グランプリ、準グランプリの)高橋と廣末は偉かった!」と若松監督が大きな声で褒め称えていました。

PFFアワード2004への応募作品総数は665本。監督男女比は男性83%、女性17%だったそうです。
映画監督のタマゴの皆さん!自分なりの世界を映像化し、ぜひ来年もぴあフィルムフェスティバルを盛り上げていってください!
そしてファンの皆さん!泣いたり笑ったりしみじみしたりといった楽しめる作品を期待しながら、一年後をお待ちくださいね!
(村松美和)

∴∴PFFアワード2004受賞作品一覧∴∴

☆★グランプリ★☆
  『ある朝スウプは』高橋泉 監督
☆準グランプリ☆
  『さよなら さようなら』廣末哲万 監督
★審査員特別賞★
  『五月ノ庭』大吉信隆 監督
  『新ここからの景』岩田ユキ監督
  『文句ある?』李 尚 監督
☆観客賞☆
  『青春プレイヤー/平凡プラネット』池 監督
★企画賞(TBS)★
  『青春プレイヤー/平凡プラネット』池 監督
☆音楽賞(TOKYO FM)☆
  『382』久保田裕子 監督
★技術賞(IMAGICA)★
  『ある朝スウプは』高橋 泉 監督
☆コミュニティ賞(NTTレゾンナンド)☆
  『五月ノ庭』大吉信隆 監督
★ベスト・エンタテイメント賞(HUMAX CINEMA)★
  『382』久保田裕子 監督

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