料理男子コミックとして人気を博す「広告会社、男子寮のおかずくん」が、実写ドラマ化に続き実写映画化!7月12日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開が決定しております。

本作の公開に先立ち、本日6月2日(日)、完成披露上映会をよみうりホールにて開催。主演・黒羽麻璃央、共演・崎山つばさ、小林且弥、大山真志、そして三原光尋監督が登壇しました。

◆映画 『広告会社、男子寮のおかずくん 劇場版』完成披露上映会◆

<日 程>6月2日(日)12時開演
<場 所>よみうりホール(東京都千代田区有楽町1−11−1 読売会館7F)
<登壇者>黒羽麻璃央、崎山つばさ、小林且弥、大山真志、三原光尋監督

◆レポート◆

映画「広告会社、男子寮のおかずくん 劇場版」完成披露上映会が2日、東京・有楽町のよみうりホールで行われ、主演の黒羽麻璃央、共演の崎山つばさ、小林且弥、大山真志、メガホンをとった三原光尋監督が登壇した。

 本作は、料理男子コミックとして人気を博す『広告会社、男子寮のおかずくん』を、三原監督が実写ドラマ化に続き実写映画化。入社3年目の夏、ライバルの大手広告会社から勝ち取った新プロジェクトにより、“広告”の理想とシビアな現実に直面してしまうおかずくんの奮闘を描く。また、1週間の疲れを癒すため、社員男子寮で毎週金曜に晩ごはんを持ち寄る「ハナキン持ち寄りごはん会」も必見となっている。

 ドラマ化に引き続き、劇場版が決まった際の心境を尋ねられると、仕事に奮闘する広告会社の若手営業で主人公の西尾和(にしおかず)を演じる黒羽は「ドラマ版のほうもたくさんの方に見ていただいて、愛をいただきました。すごく仲のいい座組で作品を作れていたので、映画もできるというのは素直に嬉しくて、ハードなスケジュールではあったんですけど、疲れた体を撮影の食事のシーンで栄養を摂るみたいな感じで、日々楽しくやらせていただきました」と笑顔を見せ、おかずくんの同期でマーケティングチームの東良啓介を演じる崎山は「まだ美味しいごはんが食べられるんだって嬉しく思いました。お弁当も用意してくださっているんですけど、お弁当も食べつつ、シーンのご飯も食べられるし、食に困らずに、食費を浮かせることができました」とコメントして会場の笑いを誘った。

 また、江の島で撮影したシーンでは、4人の仲のよさがもっとも表れているそうで、撮影エピソードを聞かれると、11月の海に投げ込まれたという黒羽は「事件ですよ!」と苦笑しつつも、「ちょうどいい時間を狙っていたので、1発勝負みたいなところもあったんですけど、最終日に撮影したので、今までやってきた『おかずくん』の世界観もあって、僕らも青春って感じで、全員(海に)入ってからは子どもに戻ったかのような気持ちで演じていました」と回顧し、崎山は「そのあとに2人ずつでシャワーを浴びたんですけど、それがすごくいいなあと思いました」と声を弾ませると、黒羽は「生まれたままの姿を4人は拝見しています(笑)」と笑った。

 さらに、同シーンで印象に残っていることを聞かれた三原監督は「みんなが仲良しだったというのが1番よかったことかなと思います。映画を撮影するというお仕事で集まってくれているプロの俳優さんたちなんですが、本当に仲がよかったので、監督としてあまり演出をしなくても、4人が自分の役を知って友だち同士の感覚になってくれていたのでラクでした」と吐露し、「『何食べますか?』って話ばかりしていました」と打ち明けた。

 また、“幸せな広告を作る”を夢に仕事を頑張っている本作のキャラにちなみ、自身にとっての“いまの夢”を質問され、黒羽が「今回は江の島に行ったんですけど、次はアジア。料理があるところならどこでも行けますから」と野望を明かすと、おかずくんの先輩のアートディレクター北一平を演じる小林は「『おかずくん in ハワイ』」と提案。これに賛同した黒羽は「半分冗談で、半分狙っているんですけど、原作も続いていますし、可能性が無限大にある作品ですので、いろいろ広がっていくのが夢の1つかなと思います」と目を輝かせた。

 同じ質問に、「野球選手」と答えて笑わせた崎山は「まだ諦めていなくて、小学校の文集で“野球選手になりたい”って書いたんですよ。まだドラフト会議はソワソワしてます(笑)」とニッコリ。そして小林が「(黒羽と崎山が出演しているミュージカル)『刀剣乱舞』に出たいです」とコメントすると、この日1番の歓声と拍手が会場から沸き起こり、経理部の南郷正を演じる大山も「俺も言っておこう。『刀剣乱舞』に出たいって(笑)」と同調した。

 さらに、劇中でおかずくんが理想と現実の狭間で奮闘していることにちなみ、自身が理想と現実の狭間に立たされたとき、そのように乗り越えるか聞かれると、黒羽は「落ち込むときはとことん落ち込んでいいと思っていて、そういうときに僕は周りの方に支えてもらって生きてきたので、そういった意味では周りとの関係性を大事にしておいたほうがいいんだなと思います」と真面目なトーンで語り、漫画やアニメやゲームが好きという崎山は「いわゆる2次元と3次元の間、2.5次元!」と微笑んで拍手を浴び、「そういうものを見て頑張ろうって気持ちになるし、元気をもらえるので、自分の好きなことやものに助けられることが多いですね」と語った。

 続けて小林は「30半ばをすぎてから理想と現実を逆に受け入れようと思っていて、そんなにそのギャップに苦しむことなく、仕事だったらきた仕事をそのまま思い切りバットを振ることをですかね」と大人な回答をしてMCを唸らせ、大山は「落ち込んだときはひたすら食に走りますね。美味しいものを食べて次の日、切り替えて頑張ります」とキャラに合った答えをして笑わせた。

 このほか、同イベントでは沖縄出身のガールズダンスクルー・DEVIL NO IDによるドラマ版オープニングテーマ『TGIF』のパフォーマンスと、登壇キャストによるプレゼント抽選会が行われた。

 映画「広告会社、男子寮のおかずくん 劇場版」は7月12日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開。

【ストーリー】
ミナト広告会社で働き、社員男子寮に入居している西尾(黒羽麻璃央)・東良(崎山つばさ)・北(小林且弥)・南郷(大山真志)の4人は、クセのあるクライアントに悩まされながらも、“幸せな広告を作るため”お仕事にまっしぐら。 ライバルの電報社からコンペで勝ち取った「江の島グルメ協会」からの新プロジェクトは、未だ広告に掲載されたことのない店舗紹介を求められる江の島グルメのタウン誌制作だった。 仕事に行き詰まっていたおかずくんに、江の島出身の東良が、高校の先輩・中野美夏(逢沢りな)の父・中野友和(田中要次)がオーナーでシェフをつとめるイタリアンレストランを紹介する。 絶品ペスカトーレを口にしたおかずくんは、タウン誌への掲載を依頼するがお店から追い出されてしまう。 入社3年目の夏に直面する、“広告”の理想とシビアな現実の行方はいかに! 1週間の疲れを癒すため、毎週金曜に晩ごはんを持ち寄る「ハナキン持ち寄りごはん会 」も必見。

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黒羽麻璃央 崎山つばさ 小林且弥 大山真志
逢沢りな 田中要次
原作:オトクニ(クロフネコミックス・リブレ刊)
監督:三原光尋
脚本:金杉弘子  音楽:MOKU
主題歌:「真夏のファンタスティックボーイ」(LUV K RAFT)

制作:ビデオプランニング/配給:バップ/製作委員会(バップ、ビデオプランニング、
ネクスト、テレビ神奈川、テレビ埼玉、KBS京都、九州朝日放送、日本BS放送)
2019年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/71分
www.tvk-yokohama.com/okazukun/
©オトクニ/libre 2018 ©「広告会社、男子寮のおかずくん」製作委員会