本年度アカデミー賞2部門ノミネート
<長編ドキュメンタリー賞>&<歌曲賞>

この度、配給ファインフィルムズは、『RBG 最強の85才』を 5月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA他で公開致します。見事米アカデミー賞2部門ノミネートを果たした本作の日本公開を記念して、アメリカ大使館にて公開記念イベントが行われました。

アメリカの女性やマイノリティの権利発展に尽くしてきた弁護士時代を経て、最高裁判事にまで上り詰めたスーパーウーマン、最高裁のスターことルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称RBG。彼女のキャリアと人生を追った『RBG 最強の85才』がいよいよ10日(金)より公開となる。公開に先駆けアメリカ大使館にて公開記念特別試写会が行われ、元TBSアナウンサーの久保田智子さんと米国大使館報道官補ラグレッタ・ニクルスさんが登壇。本作とRBGの魅力に迫るトークイベントが行われた。

本作の感想を尋ねられた米国コロンビア大学大学院在学経験もある久保田さんは「何度観てもスカっとするし、時々涙が流れるところも。観るたびに新しい発見があって、その時の自分とシンクロするものがあります」と回答。米国コロンビア大学の在学経験もあり、在学時にはコロンビア・ロースクールOGでもあるRBGによる講演もあったそう。残念ながら参加は叶わなかったそうだが、彼女について「映画の中でも”スーパーヒーロー”や”ロックスター”と様々に形容されていましたが、講演当時は”ポップスター“と紹介されていたそうで、個人的にはその表現が一番しっくりくるなと思っています。世代やジャンル、狭いくくりを越えて愛されるアイコンだと思います」とアメリカでのRBGの影響力と所感を述べた。

大統領を動かした米最高裁のスター

【ストーリー】1933年ニューヨーク、ブルックリンで生まれたルース・ベイダー・ギンズバーグ。弁護士時代から一貫して女性やマイノリティの権利発展に努めてきた彼女は、1993年にビル・クリントン大統領に女性として史上2人目となるアメリカ最高裁判事に指名される。以降も男子大学の女性排除、男女の賃金差別、投票法の撤廃などに、弁護士時代と変わらぬ視点から、法の下の平等の実現に向けて果敢に切り込んでいく。若者を中心に絶大な支持を得るポップ・カルチャー・アイコン“RBG”はいかにして誕生したのか?家族、友人、同僚らが母として、友人として、働く女性としてのルースの知られざる素顔を語り、彼女を支え続けた夫マーティンとの愛溢れるエピソードも描かれるドキュメンタリー。

監督・製作:ジュリー・コーエン、ベッツィ・ウェスト  出演:ルース・ベイダー・ギンズバーグ、ビル・クリントン、バラク・オバマ
2018/アメリカ/カラー/英語/98分 映倫:G 原題:RBG 後援:アメリカ大使館 © Cable News Network. All rights reserved.