大反響のドキュメンタリー番組から生まれた映画 「ぼけますから、よろしくお願いします。」 連日大盛況!!
週末の情報番組『Mr.サンデー』で2016年9月に2週にわたって特集され、翌年10月に継続取材と共にBSフジで放送され大反響を呼んだドキュメンタリー「ぼけますから、よろしくお願いします。」が映画化され、3日(土)からポレポレ東中野で公開された。
初日は開場前から長蛇の列ができ、公開週の土日で8回上映中5回満席と順調なスタートとなった。
上映後のサイン会には観客が列をつくり、目に涙を湛えて監督に感想を伝える人の姿も見受けられた。
ぴあ映画初日満足度ランキングでは第1位*に輝き、6日(火)のフジテレビ朝の情報番組『とくダネ!』では15分に及ぶ映画の特集が放送された。これらメディアでの注目を受けてか、平日になっても客足は衰えず、100席無い劇場で1週間で2000人の動員を達成。右肩上がりに連日満席の賑わいを見せている。(*11月3日ぴあ調べ )
この映画は娘である「私」の視点から、認知症の患者を抱えた家族の内側を丹念に描いたドキュメンタリー。監督が娘として手をさしのべつつも、制作者としてのまなざしを愛する両親にまっすぐに向けた意欲作である。
監督は初日舞台挨拶にて「この映画を通じて 認知症になっても終わりじゃない。大変なことはたくさんあるが、笑いもたくさんある。認知症を受け入れて一緒に生きていけば、人生はいくらでも楽しく豊かになる、そんなことを父と母が支え合って懸命に生きる姿から、感じていただければ嬉しいです」と観客に語った。
今後は大阪、京都、そして映画の舞台となった広島など全国各地での上映が始まることから、より多くの観客に感動と共感を呼ぶことになるだろう。上映劇場情報は映画公式HP(www.bokemasu.com)まで。
監督・撮影・語り:信友直子/プロデューサー:大島新、濱潤/2018年/日本/カラー/102分/
www.bokemasu.com
製作配給:ネツゲン、フジテレビ、関西テレビ/配給宣伝協力:ポレポレ東中野、ウッキー・プロダクション/©「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会