映画『夜明けまで離さない』舞台挨拶、宮地真緒、毎熊克哉、手塚真生、森岡監督ら登壇
10月27日(土)、映画『夜明けまで離さない』の初回上映前の舞台挨拶で、宮地真緒、毎熊克哉、山田奈保、手塚真生、森岡利行監督といった日本映画常連の豪華なキャスト・監督が登壇し、場内は大きな拍手と華やかな雰囲気に包まれました。
主人公の美咲役はNHK連続テレビ小説「まんてん」のヒロイン役でブレイクし、以降ドラマ、映画、舞台、バラエティなど幅広く活躍する女優・宮地真緒。美咲の前に突如現れたヒットマン・石岡役には話題作『ケンとカズ』で注目を集め、『全員死刑』『万引き家族』などに出演する新進気鋭の俳優・毎熊克哉。監督は1993年に劇団「ストレイドッグ」を結成した森岡利行。第39回城戸賞を受賞した脚本家・宍戸英紀と森岡のタッグにより、非情な社会の物語が儚くも美しいラブストーリーとなって完成した。
◆ 日時: 2018年10月27日(土)20:45(本編上映前) ◆ 場所:池袋シネマ・ロサ
◆ 登壇ゲスト:宮地真緒(34)、毎熊克哉(31)、山田奈保(25)、手塚真生(28)、森岡利行監督(58)
主演の宮地はセクシーな真っ赤なドレスを纏って登場。子育てをしながらスナックで働く女性・美咲を演じたことについて「背負ってるものが大きくて、難しい役ではありましたが、今の私が出来るもの精一杯だせたと思う。全てさらけだしてとにかくがむしゃらに演じた部分が伝わってほしい」と役所について笑顔で語り、大きな拍手を呼んだ。
毎熊の印象について聞かれると、「毎熊さんはよく笑うし、喋るし、素敵な方です。演技のときは静かですが、撮影以外のところではよく話しました」と毎熊の隠された一面について語った。
謎に包まれた寡黙なヒットマン・石岡を演じた毎熊は自身の演技について「とにかく喋らない男です。でも、寡黙なその裏にあるものや感情を感じていただければと思います」と、本作をアピール。
宮地の印象については、「お芝居といえども肉体を合わせ、恋愛感情になるので、カタチではやりたくないと思ってやりました。」
実母の大女優・朝加真由美と初の映画初共演を果たした手塚真生は、共演について「撮影までは緊張でずっとお腹が痛かったです。でも現場で母の顔を見た瞬間、すっと役に入れました」と話し、「実は、撮影前日に母と向かい合って本読みをしたんです。でも、お互い恥ずかしくて15分くらいでした」と笑いを呼んだ。
また、手塚を起用した理由について、森岡監督は「オーディションで手塚さんが来てくれたときに、朝加さんがお母さんだと知ったんです。朝加さんとのエピソードがとても面白くて、脚本にも織り交ぜています」と本作と朝加・手塚の縁を語った。
宮地真緒 毎熊克哉
山田奈保 柴田明良 荒井雄斗 朝加真由美 甲本雅裕
監督:森岡利行 脚本:宍戸英紀 企画:利倉亮 プロデューサー:江尻健司
製作:レジェンド・ピクチャーズ 配給・宣伝:アルゴ・ピクチャーズ 2018/日本/カラー/95分/R15作品
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