宇都宮を舞台にバツイチ子持ちの出戻りシングルマザーが、実家の餃子屋の再建に奮闘しながらも、イケメンゴルファーに恋をするラブコメディ『キスできる餃子』。主演は、ドラマやバラエティーに幅広く活躍し、2017 年は主演映画が 2 本公開された足立梨花。相手役を務めるのは、東海地方を中心とした活動から、一昨年の日本レコード大賞<新人賞>受賞、昨年には日本武道館でのワンマンライブを大成功させ、大ブレイク中のエンターテイメント集団「BOYS AND MEN」の田村侑久。監督は、小説家・劇作家・演出家・作詞家としてもマルチに活躍し、2016 年公開『クハナ!』につづき、本作が2作目の監督作品となる秦建日子。『アンフェア』の原作、『HERO』『救命病棟 24 時』『ドラゴン桜』『そして、誰もいなくなった』など数々の大ヒットドラマの脚本を手がけてきた秦自身が、完全オリジナルとなる本作の脚本も手掛けます。
(※「接吻的餃子」は中国での映画タイトル名)
この度、餃子の故郷中国で開催されている、上海国際映画祭2018の<スペクトラム部門>正式出品作品として上映が行われました。
上映には本作を代表し、田村侑久(BOYS AND MEN)、秦建日子監督が参加し、上映後のティーチインでも観客との質疑応答でも持ち前の明るさとユーモアで現地を大いに沸かせました。

【日 程】  6月20日(水)
【場 所】  衡山電影院(SFC Shangying Cinema HengShan HALL 1 )
【登場者】 田村侑久(BOYS AND MEN)秦建日子監督

現地の田村ファンと映画を観に来た観客が詰め掛けた会場は熱気に包まれていた。
上映中も非常に反応がよく何度も笑いが起こり、最後まで上海の人たちを飽きさせずに魅了した。
そして上映後、田村侑久と秦監督を迎えてティーチインが開始。
田村の開口一番、「この映画はみんなにハッピーになってもらうために作りました。みんなハッピーになりましたか?」という問いかけに拍手と歓声で答える観客という盛り上がりでスタートした。
プロゴルファー役を演じるにあたっての役作りなどの撮影中の苦労話や主演の足立梨花と共演しての感想についてなどMCからの質問後、一般観客からの質問が始まった。
「田村さんが一番好きな餃子はなんですか?」という質問に田村は「作ってくれた人の愛がつまった餃子ならそれでOK!」という答えにさらに会場は盛り上がった。
また、「前日に食べたのは餃子じゃなくてワンタンでは!?」という質問には「あれは水餃子じゃないの!?」などと答え笑いをとった。(※前日に田村が食事している写真をネットで見つけて)
そして最後に田村と監督に花束が贈呈された。その花束を田村は結婚式のブーケトスよろしく「この花束を受け取って!」と会場に投げたい旨をMCに伝えるとMCは「それはどうゆう意味?笑」と聞くと田村は「もちろん結婚して幸せになるという意味」と答えて花束を投げるとその花束は男性客がキャッチしたというオチまでつけて会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
また、現地の有名ブロガー宫崎壮玄さんやZazaさんからもインタビューを受け、秦監督から「続編の構想は中国かも!?」という話に盛り上がり上海での「キスできる餃子」現象もご当地宇都宮にも負けない熱量で盛り上がった。