『ナミヤ雑貨店の奇蹟』:第22回釜山国際映画祭<アジア映画の窓>部門
世界累計 1,000 万部を突破し、「東野圭吾史上、最も泣ける感動作」と発売より⾼い⽀持を受ける⼩説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が待望の映画化!
公開後の週末興⾏成績ランキングでは、興⾏収⼊・動員数ともに第 1 位を獲得(※9/23(⼟)〜9/24(⽇)興⾏通信社調べ)。
さらに、国内にとどまらず中国、⾹港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシアでの公開も決定しています。
⼀夜を明かすため、敦也が幼馴染みと⼀緒に忍び込んだ古い家。そこはかつて店主・浪⽮雄治が悩み相談を請け負っていたナミヤ雑貨店だった。廃業したはずの店内に、突然 32 年前からの悩み相談の⼿紙が舞い込んでくる。時を越え、⼿紙のやり取りをはじめる敦也たち。次第に雑貨店の秘密と相談者たちと⾃分たちの共通点が明らかになり…。時間と空間を越えて、繋がりの謎が明らかとなる時、思いもよらない感動と驚きのラストが待ち受ける――。
主演に Hey! Say! JUMP の⼭⽥涼介。雑貨店主に⻄⽥敏⾏。共演に、尾野真千⼦、村上虹郎、寛 ⼀ 郎、林遣都、成海璃⼦、⾨脇⻨、萩原聖⼈といった豪華俳優陣が顔を揃えました。監督は『余命1ヶ⽉の花嫁』の廣⽊隆⼀。
この度、10 ⽉ 12 ⽇から開催されている第 22 回釜⼭国際映画祭の<アジア映画の窓>部⾨にて本作が正式招待されました。400 名の観客が詰めかけた公式上映後には、約 3 分もの⻑い間⼤きな拍⼿が鳴り⽌まない中、廣⽊隆⼀監督が登壇し舞台挨拶を⾏いました。
本作の原作は韓国でも 80 万部以上の売り上げとなっており、ここ 10 年でもトップを争うほどの⼈気⼩説。
そんな⼈気⼩説の映画化ということで、チケットは発売開始してすぐに完売!本作への期待の⾼さが伺えた。
観客は学⽣から年配層まで幅広く、⽇本国内と同じようなあたたかい雰囲気の中、上映がスタート。上映中は、客席からは涙から⿐をすする⾳があちこちから聞こえ、エンドロールが終わると会場からは⼤きな拍⼿が巻き起こり、⽬に涙を浮かべている観客も多数⾒受けられました。そして、上映後に⾏われた舞台挨拶に、廣⽊隆⼀監督が登場し、この映画への想いなどを語った。
登壇した廣⽊監督が「みなさん楽しんでいただけましたでしょうか?」と会場に挨拶すると、会場は⼤きな拍⼿に包まれた。続けて、「東野さんの原作は⽇本だけでなく、ここ韓国でもとても⼈気のある作家で、その原作を映画化するということにプレッシャーはありましたが、楽しんでいただけたようで何よりです。」と⼼の内を語りました。
その後、観客からの質問に廣⽊監督が答える「Q&A」を実施。
「この映画で伝えたいものはなんですか?」というストレートな質問に対して、監督は「⾔葉を⼤切にしてほしいということですかね。⼿紙でもメールでもそうですが、何かを誰かに伝える時に⾔葉はとても⼤切だと思っています。」と回答。
続いて、「なぜこの原作の監督をしようと思いましたか?」の質問には、「この原作はとても映画化しにくいと、(原作の)東野さんもコメントを出していらっしゃってますが、それにチャレンジしたかったことも理由の⼀つにあります。(実際に本作を観た)東野さんがこの映画を気に⼊ってくださったので、とても嬉しく思っています。」と、本作のメガホンをとった理由を明かすとともに、原作の東野圭吾さんとのやりとりも交えて答えました。
さらに、「“奇蹟”だと思ったシーンはありますか?」というタイトルになぞらえた質問には、「セリの歌唱シーンで踊るところがありますが、⼣⽇が⼀番きれいに撮れて“奇蹟”だ!と思いました。」と答えた。
最後に、監督より「韓国では 2 ⽉から上映が始まりますので、ぜひ友⼈やご家族を誘ってまた観に来てくださると嬉しいです。」とコメント。場内からは再び⼤きな拍⼿が巻き起こり、イベントは締めくくられた。
【観客の感想】
◆20 代⼥性
「(原作の)東野さんのファンで観に来ました。とても⼼が温まる映画で素晴らしかったです。
⼭⽥くんら若い 3 ⼈組が好印象でした。」
◆30 代男性
「原作は未読ですが、緻密な構成なのにとてもわかりやすく作られていて、とても⾯⽩かったです。
⽇本映画で⼩説やコミックの実写化はたくさんあり、すべてが成功しているとは思いませんが、
この作品は今年観た実写作品の中では圧倒的に⼀番良かったです。」
◆40 代⼥性
「⻄⽥敏⾏さんの演技に涙が⽌まりませんでした。とても⼼地よい気持ちになりました。」