平成25年春、「絵本の里」として知られる北海道・剣淵町を舞台に映画化された『じんじん』は、全国47都道府県1,000ヶ所で約30万人に届けられヒットを記録。続編『じんじん〜其の二〜』が、「絵本の里」から「名水の里」神奈川県・秦野市に舞台を移し、9月2日(土)から全国順次公開致します。

公開直前の8月27日(日)、シネマート新宿にて特別上映会が実施され、上映前には、主演・大地康雄をはじめ、福士誠治、菅野莉央、津田寛治、永島敏行、大道芸人の源吾朗そして山田大樹監督が登壇する舞台挨拶も行われました。

■8月27日(日) 特別上映会舞台挨拶 詳細■

<日   程>   8月27日(日)
<会   場>   シネマート新宿 スクリーン1(東京都新宿区3丁目13番3号 新宿文化ビル6F)
<登 壇 者>  大地康雄、福士誠治、菅野莉央、津田寛治、永島敏行、源吾朗、山田大樹監督
<スケジュール> 14:40  特別上映会 舞台挨拶スタート
     15:00  舞台挨拶終了

【レポート】

「名水の里」神奈川県・秦野市は、「じんじん」にふさわしい特別な場所!

9月2日(土)の全国公開を前に、シネマート新宿 スクリーン1にて、『じんじん〜其の二〜』の特別上映会舞台挨拶が行われました。
企画・主演の大地康雄は「前回は「絵本の里」北海道・剣淵町が舞台でしたが、今回は、神奈川県・秦野市「名水の里」で撮影させていただきました。監督は秦野在住なので、秦野を知り尽くしており、秦野の森をはじめ、魅力がたくさん詰まった作品となっています。そして秦野市民の方々は明るくて元気で、心身ともに健康な方が多い市で、撮影中は本当に楽しく仕事をさせていただきました。まさに秦野市は「じんじん」にふさわしい町と言えます!
その楽しさが、スクリーンを通してお客様に伝わっていくと思いますので、あったかい人間ドラマをお楽しみください。」と、映画の完成にはあたたかく明るい秦野市の皆様の存在があったことへの感謝を述べた。

福士誠治は、「オフロードバイクを運転するシーンがあります。監督がオフロードバイクを乗っていらっしゃる方で、撮影中、すごい険しく危ない道を僕を先導するために走っていくんです。僕には結構過酷な道を通されたので、そんなシーンも見て欲しいです。また、撮影中、ヒル対策をするため、女性物のストッキングを履いていました(笑)」と暴露すると、満席の劇場に笑いが起きました。

菅野莉央は、「昨年の6月に1ヶ月以上かけて撮影していました。撮影が終わってからも秦野の祭りや上映会に参加させていただいて、今日もこうして舞台挨拶に参加させていただき、こんな風に一つの作品に長く関わる機会をいただけて、本当に嬉しいです。」と述べた。

津田寛治は、「林業とはなんぞや?という、林業の本質も描かれている作品だと思っています。
そして、大地さんは以前から大好きな俳優さんで、今回、大地さんとお芝居ができることをものすごく楽しみにしていました。一緒に演じることができて本当に楽しく、山田監督の演出も素晴らしく、夢のようなひとときでした。我々のお芝居もみていただければと思います。」と語りました。

永島敏行は、「林業を生業にしている男の役ですので、常に現場が森の中でした。新宿から1時間ちょっとで、秦野という自然豊かな素敵な土地に来ることができます。役者は、自然の中で芝居をさせていただくと、自然と一体になるものだなあと思いました。また、僕は農業に関わっていますが、いま若い人々が、農業に参入することがすごく増えております。都会の良さもあるけれど、日本の地方の良さが見直されてきて、地方の方が人間らしく過ごしていけるのかなあと思えます。本作品は、地方の良さや人の良さを表していると思います。」と話した。

大道芸人の源吾朗は、「大道芸指導・監修・出演いたしました。この映画は「和の心」「絆」が表現されているので、ゆっくりお楽しみ下さい。そして終演後、絵本の実演販売をしますので、そちらも楽しみにしていてください!」とアピールした。

最後に山田大樹監督は、「今回の秦野は、自分が住んでいる町です。秦野に住んでいらっしゃる方でも知らないような場所も紹介できていると思います。
スタッフやキャストの皆さんとともに、素晴らしい作品に作り上げたので、現在のところ、秦野市からクレームもきていないので、秦野にこのまま住めそうです(笑)
秦野の自然の中で織りなす人間ドラマをリラックスして楽しい時間を過ごしていただければと思います。」と想いを伝えました。