世界累計発行部数3,000万を超える大人気コミックの実写映画化で話題の『東京喰種 トーキョーグール』。人の姿をしながら人を喰らう怪人・喰種と人間の闘いを描くバトルアクションエンターテインメントが、いよいよ本日7月29日(土)に世界公開初日を迎えた。門出を祝し、丸の内ピカデリーにて実施された舞台挨拶には、豪華キャストが大集結!主演の窪田正孝(金木研/カネキ役)、鈴木伸之(亜門鋼太朗役)、大泉洋(真戸呉緒役)、村井國夫(「あんていく」店長:芳村役)、桜田ひより(笛口雛実役)、小笠原海(永近英良役)、白石隼也(西尾錦役)、そして萩原健太郎監督が舞台に登場すると、満員の会場からは悲鳴にも似た大歓声が巻き起こった。

7:45開映後の舞台挨拶に登壇した窪田はじめキャスト・監督一同。朝早くからの上映にもかかわらず、観客の熱いリアクションに「まだ実感はないですが、みなさんにお届けする日がきたんだなと思うと、一人一人に感想を聞きたいぐらいです」と窪田が感慨深げに挨拶すると、鈴木も「初日は特別感あります。いよいよ見ていただけると思うと、期待でいっぱいです」と目を輝かせながらコメント。「7:45からこの映画をご覧になっている。ちょうどお風呂に入っていた時間。『東京喰種』をみなさんが観はじめた時間にすっぽんぽんだったと思うと、自分は何をしていたんだ!と」と大泉の発言に会場から笑いがおこった。本作の撮影が行われたのは約1年前。監督は「ようやく初日を迎えられて本当に嬉しく思っています。たくさんの方がこの映画に関わってくださって、その思いが画面を通して伝わればいいなと思います。周りの人にも広めて下さったらと思います」と、キャスト・スタッフへの敬意をはらいながら、初日を迎えられた喜びを噛みしめていた。

人の姿をしながら人を喰らう怪人・喰種と人間の闘いを描く本作にちなみ、登壇キャストで「東京喰種」愛をかけたクイズバトルを実施!窪田、村井、桜田、白石の「喰種チーム」と、鈴木、大泉、小笠原、萩原監督の「人間チーム」に分かれ、作品にまつわる問題に挑戦した。第一問は「喫茶店『あんていく』の店長、芳村が淹れるおすすめコーヒーの名前は?」。大泉が「自分以外のシーンはすべて早送りしてみたので分からない…」と爆弾発言をするも、両チームとも「あんていくブレンド」と正解。窪田と村井は撮影前に二人でコーヒーを淹れる練習をしたことを明かした。そして、第二問は「カネキとリゼが好きな小説家の名前は?」。これまた両チームとも「高槻泉」と正解。「人間チーム」の「たかつきせん」の「つ」が小さいので「『たかっきせん』で不正解!」と村井が言い掛かりをつける一面も。第三問は「草場が亜門におすすめするうどん屋のメニューは?」。窪田が「うどんだったかな?そばだったかな?丼もの?ステーキ?」と相手チームを惑わしながら出した「喰種チーム」の答えは「海老天そば」。一方、「人間チーム」は「海老天セット」。しかし、正解は「海老天うどん」と両チーム不正解!接戦を繰り広げる中、最終問題で「真戸の奥さんの名前は?」という超難問が登場。「人間チームが有利」かと思われたが、鈴木が「最後の墓に書いてあって、僕そこに行ったのに覚えてない!」と慌てふためくも、「真戸微(まどかすか)」と正解。すると、「喰種チーム」がまさかの不正解を回答。最終的に「喰種チーム」2ポイント、「人間チーム」3ポイントで、「喰種チーム」が見事優勝!「みんなでつかみ取った勝ちなんで嬉しいです。最高です!」と「人間チーム」を代表して鈴木が喜びを露わにした。

大盛り上がりのうちにクイズ対決が終了し、イベントも終盤に差し掛かったころ、突如キャストにサプライズプレゼントが!先日ジャパンプレミアで、原作者石田スイ先生が描き下ろした「窪田をモデルにしたカネキのイラスト」が登場したが、今回はなんと、石田先生が公開を祝し、窪田以外の登壇キャストの描き下ろしイラストを用意!あまりの美麗さに、キャスト陣も会場も「かっこいい!」と大熱狂。大泉は「僕死んだらコレ確実にお葬式に使いますよ!」、鈴木は「俺の絵が一番カッコいいかも!」と大興奮し、キャスト一同で石田先生への感謝の気持ちを言葉にした。

最後に、世界公開を迎えた本作について、あらためて窪田から「ダークな部分や人間の暗い部分をむき出しにしてエンターテインメントという形で描いているのですが、メッセージの中に裏の裏があるので、二度三度、観ていただけたら嬉しいです。日本だけでなく世界に届けていただければと思います」とメッセージが送られた。