映画『結婚』6/13(火)大阪舞台挨拶 関西での口説き文句は「好きやで、ほんまに」!? ディーン様の一言一言に観客大興奮!!
直木賞作家・井上荒野の同名恋愛小説を実写化した映画『結婚』が6月24日(土)より公開を迎えます。主演を務めるのは、俳優、ミュージシャン、インフルエンサーと様々な分野に活躍の場を広げ、勢いが止まらないディーン・フジオカ。そんな彼が本格的な大人の恋愛ドラマに挑戦し、完璧なヴィジュアルと知性、そして大人の色気で数々の女性たちを翻弄する魅惑の結婚詐欺師・古海健児(うるみ けんじ)を演じます!
映画の公開を迎えるにあたり、6月13日(火)、大阪のなんばパークスシネマにて、本作で主演の”結婚詐欺師・古海健児”役を演じられたディーン・フジオカさんが登壇しての舞台挨拶が実施されました。
『結婚』大阪舞台挨拶 開催概要
日時:6月13日(火)19:00~ 会場:なんばパークスシネマ スクリーン7
ゲスト(敬称略):ディーン・フジオカ、西谷真一監督
会場時間と共に座席は即満席。今日ここに居られることが奇跡やわ、との会話も飛び交い、舞台挨拶の開始を今か今かと待ち構える来場者たちの熱気が感じられる中、幕を開けた今回の舞台挨拶。MCの「興奮して立ち上がらないでくださいね!」というアナウンスを尻目に、喜びが抑えられずに立ち上がり、握手を求める観客が続出!関西の“おディーン様”の人気ぶりを感じられる黄色い歓声とはち切れんばかりの拍手の中登壇したのは本作で主演・古海健児役を演じたディーン・フジオカと西谷真一監督だ。
「皆さん、大阪に帰ってきました」というディーンからの挨拶に劇場からすかさず“おかえりー!!”という熱量溢れる温かいレスポンスが。LIVEでのコール&レスポンスを思わせる声に、嬉しいなぁ…とにこやかに漏らすディーン・フジオカ。爽やかな笑顔を浮かべつつ質疑応答に移った。
MC:「今回、ディーンさんとタッグを組まれたのはNHK連続テレビ小説「あさが来た」に続き3度目との事ですけれども、ディーンさん主演で本作を撮る事が決定した時のお気持ちをお聞かせ下さい!」
【ディーンさん】今回、撮影は2週間しかなく、ぶっ通しのハードスケジュールでしたが、事前に監督のビジョンをお聞きしていましたし、アイデアも検討してくださったり、ライブ感のある撮影現場になりました。
【監督】:僕も、1年ぶりに帰ってきました(笑)。原作では、40代半ばの背の低い男なんですが、このキャラクターをディーンさんのような色気のある方が演じたときの化学反応が僕自身、とても楽しみにしていました。
MC:「今回、今までのイメージを惜しげもなく覆す結婚詐欺師の古海健児(うるみけんじ)を演じられましたが、どの様な気持ちでオファーを受けたのですか?」
【ディーンさん】:最初は、「犯罪者かー(笑)」でした。実は、もともと監督と映画をやりたいという気持ちがありましたから。で、今回は犯罪者か…と思いながらも、ぜひやりましょう!とご返事しました。わずか2週間でも、古海として生きていた密度の高い日々が過ごせました。主題歌も担当させていただき、全部がひとつの作品として完成したのを目の当たりにして、感無量ですね。(*観客は、ディーンさんの話をじっくりと聞き入っている様子)
MC:「撮影中の印象に残っている“びっくりぽん!”な出来事や、苦労されたことなどがあればお聞かせください」
【ディーンさん】:凄く“LIVE感”がありました。元々監督が予定されていた事に対して、その場で思いついたことを取り入れていたのですが、それがいい結果に繋がったな、と思います。難しかったのはピアノを弾くシーンですね…ピアノは本当に弾いてます。音を採ってから演技をかぶせるのが普通なんですが、弾きながらセリフのやりとりをするという、まるでミュージカルのようなシーンでしたから、なおさら難易度が高かったですね。もうライブを何度もやるカンジでしたよ。
MC:「結婚っていいもんだな」と感じられるのはどんな時でしょうか?
【ディーンさん】:僕は普段家族と一緒に住んでいないので、同じ空間で一緒に居られることが、子供たちの笑顔がそこにあるという事がとても幸せだなと思います。家族がいるところが自分の帰る場所になるという感覚なので、そういう気持ちを知れてよかったなと思いますね。
MC:「ディーンさんはNHK連続テレビ小説「あさが来た」の撮影の際に大阪におられたとお聞きしておりますが大阪に来られたら絶対に食べる物や、お気に入りの場所があればお聞かせ下さい。」
【ディーンさん】:大阪の街は、歩くだけでエネルギーが沸いてくるので、とても楽しい。北浜辺りを車で通りがかって、心の中で五代さんと会話したり・・・。大阪は、風水がわかっている人が作った街だけあって、気の流れの良さを感じ、気持ちいいです!
MC:「会場の皆様に向けて一言お願い致します」
【監督】:ディーンさんは、今後もさらにスケールの大きい役者に成長されると思います。男もころっといく色気を持っていらっしゃる。みなさん、その魅力を存分に堪能してください。1度目は、まっさらな気持ちで、2度目は古海の気持ちで、そうすると3回観たくなるはず。できれば、続編を作りたいと考えています。笑。「やすらぎの郷」みたいな、ディーンさんと老女との恋物語を見て観たいので。地元だからというわけではありませんが、大阪は情に厚い街。住めるものなら、ここが一番ですね。
【ディーンさん】:そこは、3回と言わず(笑)何度でも観て欲しいです!!エンディングテーマは古海の心の奥にうごめくものを表現しつつ、かっこいい曲に仕上げました。この曲が鳴りやむまでが、映画「結婚」のすべてなので、どうかその瞬間まで楽しんでください。
途中、関西についての話題に移った際、好きな関西弁をリクエストする観客に「“おおきに”は入門編ですもんね…せやなぁ。」「好きやで…ほんまに(笑)」と、照れ臭そうな笑顔を浮かべるディーンさんに、会場からは一段と高い歓声が起こった。
映画『結婚』の魅力を存分に語りつくしたディーン様は、熱量溢れる名残惜しそうな会場内を、笑顔で鮮やかに去って行った。主役の“結婚詐欺師”さながらの魅力と匂い立つその色気で会場に居合わせた全員を虜にした。