映画『パトリオット・デイ』が、6 月 9 日より TOHO シネマズ スカラ座ほか全国公開となります。
本作は、2013 年 4 月 15 日に起こった、ボストンマラソン爆弾テロ事件の、犯人特定から逮捕までの驚くべき事件の裏側を描いた実録サスペンスドラマ。ボストン警察、FBI はもちろん、ボストンのごく普通の市民ら“知られざる英雄たち”が全員一丸となってテロリストに立ち向かい、わずか 102 時間という短期間での犯人逮捕にいたるまでを描いた熱い男たちの感動作です。
本日、その日本公開を前に、芸能界一“熱い男”である森脇健児さんに、この<熱い男たちの物語>の魅力を語っていただくトークイベントを開催しました。

「パトリオット・デイ」公開直前イベント
【日時】 6月7日(水)16:00~16:30
【場所】神楽座
【登壇者】 森脇健児(タレント) MC:朋未

超“熱い男たちの物語”にふさわしいゲスト、走ることにかけては芸能界一の熱い男として登壇した森脇健児さんは、映画にちなんで主人公の警官の格好で登場。「芸能界はこういった人に捕まっている人がいるけど自分はこっち(警官)側なんで」、といいつつ、「こんなにマスコミに撮られるのは「夢が MORI MORI」以来です」ということで、冒頭から大はしゃぎ。
実は映画好きで、月に 10 本みているという森脇さんは、本作を「ジョーズ、バック・トゥ・ザ・フューチャー、 蒲田行進曲、ロッキーに次ぐ生涯ベスト第 5 位に入る」ほど気に入ったと語り、この映画のポイントを「恐怖!勇気!感動!」と熱弁。前日、このイベントの登壇にあたって、後輩芸人のますだおかだの増田からもらったという「コメントは短め」にというアドバストに従い、この3つを何度も繰り返し、「ランナー目線で観ていると、マラソン大会にこんなに警備のひとがいて、応援もいて支えられていることに感謝したし、事件のことはあまり記憶に残っていなかったので(どうなるのか)ドキドキしながらみた」「スター何ていらない、みんなでヒーローになろう」という映画だと思ったと感想を語った。

そして、映画のキャッチコピー「最大の危機は、最大の奇跡を生む--」にちなみ、森脇さんの人生の最大の危機と最大の奇跡を尋ねたところ、人生最大の危機は、「30 歳の時に 12 本のレギュラーがすべて無くなり京都に帰って収入が 100 分の1になったこと」を挙げ、当時を振り返って「その頃の自分は、甘えたで、横柄で横着、愚痴っぽいのに勉強不足という最低野郎だった、自業自得だった」と反省。
一方、人生最大の奇跡は、「今こうしてマスコミの前にたっているということ」を挙げ、地元に帰ってから 20 年たってまたマスコミに取材される立場になったことに感慨深い様子。地元に帰り、やることがないからずっと走っていた時、たまたま 2003年の TBS オールスター感謝祭によばれて優勝、今春 14 年ぶりに 2 回目の優勝をした後、なんとテレビ朝日「しくじり先生」のオファーがきたりと、20 年かけて東京でも少しずつ仕事をさせてもらえる状況になったことを語った。

とにかくハイテンションな森脇さんは、途中、モデルガンを構えてマスコミにスチール撮影を要求したり、このイベントのためだけに今日東京に来たんだから絶対に掲載してください!とマスコミに熱烈アピール。マスコミからボストンマラソンへの参加意思を尋ねられたところ、ボストンマラソンは 4 月の第3月曜開催のため、自分にとってのオリンピックである TBS オールスター感謝祭が 4 月第 2 土曜でそこで燃え尽きているから多分無理、と最後は TBS オールスター感謝祭への愛を語った。最後は突如警官の衣装を脱ぎ、この春優勝した時と同じランニング姿に。毎日欠かさず朝・昼・夜とトレーニングを行っている森脇さんは「今日はこのまま走って大阪まで帰ります!」と叫び、舞台からさっていき、ポカーンとしたマスコミの前には、脱ぎ捨てられた警官の衣装が残る、というシュールなイベントとなった