映画『無限の住人』カンヌ国際映画祭公式上映、木村拓哉「スクリーンと観客が一体に感じた」 2300席超満員の会場で、スタンディングオベーション!!
主演:木村拓哉×監督:三池崇史の最強タッグで贈る映画『無限の住人』(公開中)。豪華実力派キャストが集結し、実写化不可能と言われた伝説的人気コミックを完全映画化! 木村拓哉の新境地とも言える主人公・万次のキャラクター像、すべてのキャストが全編ノースタントで挑んだ圧巻のノンストップアクション、そして命を懸けて凜を守り抜く万次の姿が観る者の胸を打つドラマが、今口コミで多くの評価を得ています。アメリカ、オーストラリア、ドイツ3か国での海外配給も決定! 世界へ向けて放つ、“ぶった斬り”アクションエンターテイメントとして話題沸騰中です!
原作「無限の住人」(沙村広明著)は、1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」(講談社刊)で連載され、その圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により話題を呼び、累計発行部数750万部突破を誇るカリスマコミック。1997年に第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2000年に英語版が “漫画のアカデミー賞”とも言われるアイズナー賞最優秀国際作品部門を受賞し、現在までに世界22の国と地域で刊行され、いまなお人気を博しています。
そして現地時間5月18日(木)22時30分~開催された、カンヌ国際映画祭の公式上映に、木村拓哉・杉咲花・三池崇史監督が出席! カンヌ映画祭で一番大きな劇場「グラン テアトル リュミエール」の2300席は超満員。クライマックスの300人斬りのシーンで木村が登場すると観客からは歓声が上がり、上映後には鳴りやまない拍手が起こる、スタンディングオベーションとなりました!!
本作『無限の住人』が選出されたアウト オブ コンペティション部門は、本作を含め世界中の作品から選ばれた、たったの4本が上映されるもの。過去には、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などが選出されており、日本映画がこの部門に選出されること自体大変珍しく名誉なこと。またカンヌ現地では、18日朝から実施されたプレススクリーニング(報道関係者向けの上映)は、450人の座席が満席。現時点で、米批評家サイト”Rotten Tomatoes”での批評家の評価は80%、世界最大のオンラインデータベース”IMDb”での評価ポイントは☆8.2と高ポイントを獲得! 「ガーディアン紙」のレビューでは星4つを獲得し、「三池ワールドが全開。そのアクションは、『LOGAN/ローガン』や他のハリウッド作品とも違う。アクションで衣装がなびくたびに興奮が止まらない。」と絶賛。いま多くの海外メディアで評価を得ています。現地はさらなる上映国の拡大に向け、世界40カ国以上の国と地域での本格的なセールスも開始致します。今後の世界的な動向に注目が集まります!
出席:木村拓哉(万次)、杉咲花(凜)、三池崇史(監督)
会場:パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ(Palais des Festivals et des Congrè)
会場内上映劇場:グラン テアトル リュミエール(Grand Theatre Lumiere)
コンペティション作品の上映が行われる一番大きな会場グラン テアトル リュミエールにて、映画『無限の住人』の公式上映が行われ、主人公の不死身の男・万次を演じた木村拓哉、万次に用心棒を依頼する少女・凜を演じた杉咲花、三池崇史監督が超満員の会場に集まった2300人の観客とともに本作を鑑賞。本作の最大の見所でもある、万次が挑む 300人斬りのクライマックスシーンでは、客席から歓声が沸き起こり大いに盛り上がった。さらに上映終了後も拍手が起こり、鳴りやまない拍手とともにスタンディングオベーションが起こった。
公式上映を終えた木村は、「2000人以上の方々が、男性はタキシードで女性はイブニングドレスというフォーマルな恰好で観ていただきましたが、会場の皆さん作品の観方や楽しみ方がとてもカジュアルでストレートでした。素敵だと感じましたし、とても嬉しかったです。」と興奮した様子で語り、「日本での公開を迎えた際に、市原隼人が『映画はお客さんが一番の花形です』と言っていたんです。今日のカンヌ公式上映でお客さんと一緒に映画を観ている最中に、上映中に拍手や笑いが起きました。スクリーンと客席が一体になっていると感じました。今日の上映は一方通行ではなく、本当にコミュニケーションをとることが出来たと思います。」と、感無量の想いを述べた。
杉咲の赤い着物姿に大きな注目が集まり、レッドカーペット上でのフォトセッションでは、海外メディアの数多くシャッターが切られた。この光景に木村は、「今回、杉咲さんは着物で大正解でしたね。この場所にくると、“日本らしさ“を再発見できます。海外では評価をされる。まさに灯台下暗し。自分たちの良さに、もっともっと光を当てても良いのではと思いました。」と語った。そんな杉咲は「光景に圧倒されました。まだ成人もしていないのに(笑)。こんなことが起こるのか想像もつかなかったのですが、色々なことを体験することが出来てとても幸せです」、三池監督は「改めて良い映画だなと思いました(笑)。お客さんや劇場そのものが映画を後押ししてくれ、心地よい時間を過ごすことが出来ました。監督としてこれ以上の幸せはないと思いました」とそれぞれに幸せをかみしめた。
クライマックスシーンで客席から歓声が起きたときの心境を問われると木村は「照れくさいというか、嬉しいんですが、監督が『そうなるでしょ』とボソッと呟いていて。監督はさすがに違うなと思いました」と、はにかみながらも喜びをかみしめながら答え、三池監督は「編集で何百回も音をつけて、何十回と映像を見るんですが、何度見ても新しい驚きや発見が絶えずあります。作った人間に対して何か語り掛けてくる映画ですし、違うメッセージを持つ映画だと感じています。今日は万次が現れたときに、ホッとしましたし、『やっぱり木村拓哉きたな!よし、来た!!』って。自分で監督をしていますが、他のお客さんよりも『よし来た!!』って喜んだかもしれません(笑)」と、ユーモアを交えてコメントした。
本公式上映翌日、現地時間19日(金)には、海外メディア向けの取材も控えており、「今日時点でも海外メディアの方からインタビューがあり、それぞれの視点での質問がありました。人が10人いたら10人それぞれの感想があるのでそれを聞くのが楽しみです」と木村は期待を寄せた。