<映画と舞台が同時期に公開&上演!>という、映画界・演劇界にとって史上初の画期的な試み=世紀のビッグプロジェクトがついに幕を開ける!“真田イヤー”と呼ばれる今年、日本映画最大の超大作として『真田十勇士』が9月22日(木・祝)に全国公開となります。

本日、新宿モア4番街に『真田十勇士』のシンボルである六文銭があしらわれたレッドカーペット、“真田ロード”が出現し、このたび、映画の完成を記念したセレモニーイベントを実施致しました。主演・猿飛佐助役を務める中村勘九郎、霧隠才蔵役の松坂桃李を始め、個性あふれる“真田十勇士”メンバーの永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健。更に、くノ一・火垂役の大島優子、真田幸村役の加藤雅也や石垣佑磨、そして本作を手掛ける堤幸彦監督と、映画だけにとどまらず日本のエンタテインメント界をもけん引する、総勢14名の超豪華キャストが集結しました!イベントでは、作品の壮大な世界観を再現すべく、突如、新宿の街に馬が登場し、行き交う人々を驚かせる中、中村勘九郎と堤監督がサインを入れることによって完成する、“真田フラッグ”を初披露しました。さらにトークセッションでは、映画の撮影秘話などが語られ、キャスト・スタッフ陣の<熱い絆>を垣間見ることができるなど、大いに盛り上がりをみせたイベントとなりました。

『真田十勇士』完成披露レッドカーペットセレモニー
【日程】8月29日(月)【場所】新宿モア4番街(新宿区新宿三丁目20番〜25番先)
【登壇者】 中村勘九郎、松坂桃李、大島優子、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健、加藤雅也、堤幸彦監督【※敬称略 以上14名】

会場には多くのマスコミが駆けつけ、勘九郎を始めとした“チーム真田”の面々と堤監督が笑顔で真田のイメージカラーである赤を基調とした“真田ロード”に登場すると会場の熱気は最高潮に。気温30℃以上を超える中、ステージ上に勢ぞろいした“チーム真田”の面々はそれぞれ「大雨の中のイベントと覚悟していましたがまさかの晴れと言うことで“奇跡”が起こり、天も我らに味方してくれたと思います。」中村勘九郎、「(この天気は)本当に“奇跡”ですね。早くこの作品をお客様に届けたい気持ちでいっぱいです。」松坂桃李、「この作品を先に見させていただいて十勇士がすごくカッコいいんです!今日はスーツ姿の十勇士を見て惚れ惚れしています。」大島優子、「(オリンピックに出場した)日本の若者が大活躍しておりましたが、この映画の中でも日本人のカッコいい姿を見ていただけると思います。」加藤雅也、「先に作品を見させてもらって(十勇士の)皆がとっても生き生きして僕自身も楽しむことができました。今から公開が楽しみです。」永山絢斗、「本当に大変な撮影を吹き飛ばすくらいカッコいい作品になりました。」加藤和樹、「撮影現場は厳しいものでしたが、このメンバーと堤監督と乗り越えることができました。」高橋 光臣、「リーダーの勘九郎さんを筆頭にこのメンバーでしかできない『真田十勇士』を楽しんでいただきたいです。」石垣佑磨、「堤監督のエンターテイメントが爆発していて自分の出ているとあるシーンで泣いてしまいました。」駿河太郎、「堤監督のマジックで笑って笑って最後に泣ける素敵な作品になっているのでぜひ大きなスクリーンで見てください。」村井良大、「厳しい撮影でしたがド迫力なすごい作品に仕上がっているのでぜひ見ていただけるとありがたいです。」荒井敦史、「たくさんの先輩方の中で真剣に演じさせて頂きました。」望月歩、「舞台からのメンバーの多く映画化するということで十勇士のメンバーに思い入れも強く涙してしまう部分もあったのですがお客さんにもその絆が伝わる映画になっていると思います。」と青木健の順で挨拶。

本作で主人公である猿飛佐助役を演じた勘九郎は“真田ロード”を歩いた感想について「都会の真ん中を馬に乗るなんてすごいことですよ!」と興奮気味に感想を述べると、馬に乗って登場した真田幸村役の加藤雅也は「すごく光栄なことです。皆さんもやってみたらいいですよ。」と“チーム真田”の面々の笑いを誘った。一方で霧隠才蔵役の松坂は撮影中、十勇士が馬と並走するシーンがあり、CGかと思ったが馬のスピードに合わせて並走して走ってほしいと堤監督に言われ、足がパンパンになってしまった思い出を語ると、勘九郎は「ただの平らの道ではなく、草がぼうぼうに生えているところを走るので撮影中に転んでいる人がたくさんいた。」と壮絶な撮影の裏話を語った。

そんな最中、イベント中にイヤリングが落ちてしまうハプニングに見舞われながらも駿河の助けにより事なきを得た大島は、「十勇士のみんなが部活みたいにワイワイ仲良くやっていたのであまり、一緒のシーンがなくて淋しかったですね。」とし、勢ぞろいする十勇士メンバーを見て「今日は圧を感じますし、(みんなの熱気で)熱い」と笑わせた。さらに、MCからリオ五輪で様々な団体競技でも日本人選手が輝いていましたが、真田十勇士チームで撮影中に団結して<絆>を感じたところをお聞かせいただけますか?との問いに対して勘九郎は「撮影が過酷な状況だったので団結せざるを得なかったです。必死に寒さ、爆風、火と雨と戦ったメンバーですのでこの絆は何があっても揺るがないですね」と力説すると“チーム真田”の面々も一様にうなずいていた。撮影の合間には寒さに耐えるために暖を取りながら何気ない会話や寒さで口が回らなかった為、早口言葉遊びなどで結束を高めていたようだ。最年少の望月は大先輩方との共演について「本当にみなさんに優しくしていただいたので最後の方は安心して撮影することができました。」と語る様子に大島が満面の笑みを浮かべていた。堤監督はそんなキャスト達の絆について「ちゃんとその絆が撮れているだろうか、と思うくらいの熱量」と“チーム真田”の絆を称え、充実の撮影だったことを伺わせた。

イベントでは、キャスト陣のサインが記載された“真田フラッグ”が勘九郎らによって広げ、満面の笑みで撮影に応じる姿も。最後に堤監督は「やっと出来上がりました。と言いたいところですが、まだCGをいじっております。最後の最後まであがいて努力してより良い作品ができればと思っています。この舞台上に並ぶキャストの熱意が熱く、カメラで何とか捉え、今できる映像技術を全て駆使しております。この作品は盆、暮れ、正月にいっぺんに来たような娯楽大作になっておりますのでぜひ、劇場で体感してください!」まさか過ぎるコメントで締める場面もありながらも天をも味方につけた最高の出陣式となった。