世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNetflixは、2016年6月17日(金)より配信スタートするNetflixオリジナルドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』新シーズンの全世界同時オンラインストリーミングを記念して、昨日約30名の一般OLの方々を招いた『オレンジ〜』上映イベントを都内で開催。芸能界きっての『オレンジ〜』ファンという秋元才加さん、遼河はるひさん、野呂佳代さん、中野信子先生が登壇し、スペシャルトークイベントを行いました。
本作『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の主人公・パイパーは過去にしでかしたちょっとの過ちで、幸せな毎日が一転、まさかの刑務所入りに。フィアンセとNYで暮らし、幸せだったはずのアラサー女子が、強烈キャラの囚人たちの間で果敢に生き残っていく大人気ドラマは、すべての女子が共感できるサバイバルコメディです。
最新シーズン配信開始を目前に、トークイベントではまさに女社会という世界で活躍してきた秋元さん、野呂さん、そして遼河さんが作品内で描かれている「女社会の実態」や「女の園あるある」をご自身の実体験や感想を元に赤裸々に暴露。さらに脳科学者である中野先生には、ご自身の分析に基づく「女の園におけるサバイバル術」を他ゲストや参加一般OLの方々に伝授していただきました。

オレンジを取り入れた衣装で登場!
『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の主人公・パイパーの様な新人はオレンジ色の服を着ることから、ゲストの方々がそれぞれオレンジをワンポイントとしてあしらった衣装で登壇。小物や差し色でオレンジを取り入れたオシャレな服装で皆さん登場した中、一人オレンジを全面に取り入れた鮮やかなワンピースで登場した野呂さん。イベントに全力で取り組むそんな野呂さんの姿に対して秋元さんは「佳代ちゃんらしい!」とコメントしました。
女の園サバイバル術その① 「新参者は黙って情報収集!!」
遼河さん「私は仲良くなろうと思わず失言するタイプかも・・・」
トークイベントでは、女の園のサバイバル術を学ぶべく、本ドラマから象徴的なワンシーンを紹介。権力を持つ炊事係に余計な一言を言ったがために食事を与えてもらえなくなった主人公パイパ—の様子を描いた映像を見て、中野先生は「誰がボスか分からない時は、何も言わずに情報収集することが重要です。パイパーは失言が過ぎていますね」とコメント。さらに「ボスは権力を保持するために、見せしめとして新人イビリをするものです。」と解説。それを聞いた遼河さんは「誰も知らない場所でふと食事の仲間に入れてもらえたら、きっと安心して仲良くなろうと思わず失言をしてしまうと思う」とご自身を分析。「仲良くなろうと、サービス精神のほうが慎重さより勝っていますね。そういう人を、ボスは狙っています!」と中野先生が忠告しました。

女の園サバイバル術その② 「とは言え、ボスの1番のお気に入りにはなるな!」
秋元さん「私はみんなの5番目に仲いいポジションにいるタイプ」
続いて、看守に気に入られている主人公・パイパーが周りから敵対心を持たれ、絡まれ嫌味がられるシーンでは、中野先生が「権力者に贔屓され、周りに攻撃されるということは女性社会では多くの人が経験していること。1番のお気に入りになってしまった場合は、みんなも同じように気に入られているんだよ、いうメッセージを周りに発信することが打開策となります」と説明。すると秋元さんは「私はつかず離れず、みんなの5番目くらいに仲のいいポジションにいて、グループの仲で平均的な関係を保つタイプです」と話すと、中野先生は「それは全方位外交ですね。聞こえは悪いですがいわゆる“八方美人”。でもそれが一つの賢いサバイバル術なんです」とアドバイス。秋元さんが女の園でサバイブしたテクニックが垣間見られた一面でした。

女の園サバイバル術その③ 「群れと派閥を特定せよ!」
秋元さん「キャプテン時代は、佳代ちゃんに難しいお願いをしてチーム結束していました」
最後に、異なるグループに属する2人がケンカを始めるシーンを見て、中野先生は「群れの派閥を把握すると、何かあったら橋渡しをして、自分に有利な状況に持っていくことができます」とアドバイス。それを受け野呂さんは「私はサバイバル能力が高いので、群れや派閥で何かあっても、話は聞くけど深追いはしないタイプです」と話すと、中野先生は「それは良い意味で“いい加減力”があるんです。なんとなく話を聞いて受け流すのは、人工知能にはできない能力なんですよ」と解説。すると秋元さんは「私がキャプテンだった時、佳代ちゃんは人当たりが良く、いい意味で調子が良いので、実は難しい問題を上層部にお願いするときは佳代ちゃんにお願いしていました(笑)」と告白。野呂さんは「確かに、そうでした!今思うとヒドイですよね(笑)」と女の園でサバイブするべく2人で協力しあっていた話で盛り上がりました。

イベントはそれぞれ女性なら誰でも共感できる「女の園あるある」トークで盛り上がり、最後に本作のオススメポイントについて「塀の中の話ですが、実は人間らしいストーリーがあって、思わず引き込まれるドラマ!」(中野先生)、「見始めたらテレビの前から離れられなくなるくらい中だるみなしの展開で、シーズン1は思わずイッキ見しちゃいました」(遼河さん)、「みんなモノがない中で知恵を働かせる様子がたまらなく面白いドラマです」(野呂さん)、「女同士のドロドロやケンカもあるけど、痛快・爽快、友情物語もあってホッコリもするコメディです。これを見れば知らないうちに生きる術が備わっていく、女の園を生きるバイブルになるドラマです。日本版があればぜひ出演したいです!」とそれぞれ熱いコメント、終了時間が来ても「まだまだ話し足りない!」と盛り上がる中、イベントは盛況のうちに終了しました。