全世界で8億5,300万ドルを稼ぎ出し、誰もが知る人気コンテンツを、壮大なスペクタクルとドラマティックなストーリーによって全く新しいSFアクション超大作シリーズへと塗り替えたJ.J.エイブラムスが贈る最新作『スター・トレック BEYOND』。この度、本作の公開日が、10月21日(金)に決定いたしました。

今回監督を務めるのは、常識を覆すアクションで全世界を熱狂させた『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『ワイルド・スピード』シリーズの2大トップフィルムメーカーの最強タッグが実現!
脚本は前作に引き続き、スコッティ役として本作にも登場するサイモン・ペッグと共にダグ・ユングが務める。クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、アントン・イェルチンらお馴染みのメンバーも続投!さらに、新キャストとして『007』の次期ジェームズ・ボンドとして呼び声も高いイドリス・エルバ、『キングスマン』で義足の殺し屋ガゼルを演じ、華麗なアクションで魅了したソフィア・ブテラ、『ワイルド・スピード EURO MISSION』ですでにジャスティン・リン監督とタッグを組み、その卓越したアクションが話題のジョー・タスリムが出演!
本作では、エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果にある未知の領域を探索し、そこで彼らや惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇する。いまだかつてないスピード感あふれる映像と、リアルな超絶アクションで観る者の度肝を抜く!『スター・トレック』50周年という記念すべき年である本年に公開される、全世界待望の最新作がそのベールを脱ぎ始める。

また、先週5月20日(金)[現地時間]にアメリカ・ハリウッドのパラマウント・スタジオにて『スター・トレック』50周年を記念したファンイベントが行われました。

会場にはおよそ500人のファンが世界各国から集結。招待客は、なぜ自分がこのイベントに参加するべきかを伝える50秒以内のビデオ映像を送るコンテストを経て選ばれました。イベントは、スタジオのサウンドステージ内に特別に作られた、宇宙艦隊の内部を模した会場で行われ、クリス・パイン、ザカリー・クイント、カール・アーバンらキャストや今作品の監督を務めるジャスティン・リン、さらには製作に携わるJ.J.エイブラムスが参加。各々が作品への思いを語る中、J.J.エイブラムスは,ファンがキックスターターで資金集めをし、YouTubeにアップした20分の映画「Prelude to Anaxar」とスタジオとの訴訟についても言及し、ファンも「スター・トレック」の一部であり、これをスタジオ側に取り下げるよう説得したと話しました。また、本作の世界プレミアが、7月20日[現地時間]に、世界初のアウトドアのIMAXスクリーンで、ライブのオーケストラを使って行われると発表。このファンイベントに参加した人々は、全員このプレミアにも招待されることが伝えられると、会場からは大きな歓声が沸きました。そして、昨年亡くなった、オリジナルのスポックを演じたレナード・ニモイに敬意を表し、パラマウントはオリジナルが撮影されたステージ31のある通りを「レナード・ニモイ・ウェイ」と命名。ニモイの家族も招かれ、お披露目セレモニーが行われました。パーティー会場には、衣装や小道具などが展示され、キャストらも顔を出すなど、ファンにとって大興奮のイベントとなりました。

<ファン・デーイベント>
■開催日時:5月20日(金)[現地時間]
■開催場所:パラマウント・スタジオ
■登壇者:J.J.エイブラムス、クリス・パイン、ザカリー・クイント、カール・アーバン、ジャスティン・リン

▼『スター・トレック BEYOND』ファン・デー特別映像
【YOUTUBEアドレス】https://youtu.be/Ro9kGe3aatU

『スター・トレック』(09)、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(13)の監督を務め、本作では製作を務めるJ.J.エイブラムスは、『スター・トレック』シリーズに携われることについて、「今日は『スター・トレック』シリーズの50周年を祝うイベントだ。僕が生まれたのも同じ年だから同じ年月を感じる。だから参加できて驚いたし、光栄に思うよ。」と名誉の気持ちを示し挨拶。
「正直に言うと子供の時は『スター・トレック』のファンではなかった。でも間違っていたよ。見始めると大ファンになった」と明かすエイブラムスは、今回監督を務めたジャスティン・リンについて、「彼はシリーズの大ファンだった。彼はこの作品を愛しよく知っている。話すと刺激を受けた。だから監督として求めている人だと思った。一緒にやれたことは幸運だった」と絶賛!一方のリン監督は、「『スター・トレック』は、キャラクターとスタッフと旅に出ている感じで未知なる世界を切り開いている。だから凄く好きで、キャラクターは50年愛されてきた。だから敬意を払って挑戦してきた。」とその熱い想いを吐露。また、「撮影現場では、リビング・ルームにいた10才の自分を思い出し撮影に臨んでいた」と振り返りました。
エイブラムスは,ファンがキックスターターで資金集めをし、YouTubeにアップした20分の映画「Prelude to Anaxar」とスタジオとの訴訟についても言及。「ファンが作った短編映画だけど、著作権侵害の訴訟が起きている。スタジオとファンの間でだ。監督にも話して欲しいけど、長年のファンでもある監督が怒ったんだ。彼と話すとこれはファンに対して正統ではないと思った。ファンは今日みたいに祝ってくれる。ファンも『スター・トレック』の一部だから、スタジオに訴訟を取り下げるよう説得した。だから数週間でファンはまた短編映画を作る事が出来る。」

続いてエイブラムスとリン監督は、本作の世界プレミアが、7月20日、サンディエゴのコミコンにて、世界初のアウトドアのIMAXスクリーンで、ライブのオーケストラを使って行われると発表。このファンイベントに参加した人々は全員このプレミアにも招待されることが伝えられると、会場は大きな歓声に沸きました。

ふたりが退場した後には、代わってクリス・パイン、ザカリー・クイント、カール・アーバンが登壇。
パインは、自身が演じたカークについて「カークにとってまず浮かぶのは父の存在だ。カークが生まれた日に父が命を落とした。それで自分が何なのか彷徨って、会った事のない父を意識している。そのプレッシャーは大きいと思う。今作では彼は「自分」と向き合うんだ。エンタープライズのキャプテンとして、自分を越えていく。新しい戦艦には自由がある。船長として何がしたいか。仲間の幸せは何かー。色んなドラマもあるんだ。そんなカークが観れて面白いよ」と説明、本作についても「このシリーズは本当に面白い。この映画で一番に大切にしたのは、どれだけ面白いかだ。素晴らしい脚本で、カッコいいアクションで何よりも面白い。マーベルや他作品にない面白さだ。」と語り、「みんなで笑わせ合って、僕の背中にサイモンは、落書きしたりして笑わせていた。本当に楽しかった」と撮影時を振り返りました。アーバンもまた、影現場は楽しかったようで、「個人的には、バンクーバーで撮影をしてロスでも撮って、お互いの関係性を深めたというか、一緒にいる事を強要されたな(笑)僕たち仲間は信頼し合っている。それがスクリーンで伝わると思う」と語り、キャスト同士仲睦まじい様子をみせました。

クリントは、昨年亡くなったオリジナル版でスポックを演じたレナード・ニモイについて敬意を表しコメント。「よく聞かれるよ、レナード・ニモイがいない撮影はどうかって。彼はこの作品の一員だし、彼の代わりはいない。亡くなったことを残念に思う。しかし我々は、彼の心を受け継いでいる。本作の一員として、全員が彼の精神や献身的な貢献を尊び、それを受け継いでいる。本当に寂しい。でも彼はそこにいる。そんな気がするんだ」

ニモイに敬意を表し、パラマウントは、オリジナルが撮影されたステージ31のある通りを「レナード・ニモイ・ウェイ」と命名。この日は、その祝福の儀式もあり、ニモイの家族も出席して、ファンたちとともにシャンパンで乾杯。その後は、新トレーラーやフッテージ映像が特別に上映、イベントの締めくくりはカクテルパーティが行われ、衣装や小道具などが展示される中、みなそれぞれに撮影を楽しんだり、キャストらも顔を出すなど、ファンにとって大興奮のイベントとなりました。