峯岸みなみ(AKB48)が映画初主演を務める、映画『女子高』の初日舞台挨拶がシネマート新宿にて開催され、主演の峯岸ほか、高田里穂、泉はる、中山絵梨奈、北山詩織、寒川綾奈、潮美華、冨手麻妙、山本浩貴監督ら総勢9名が登壇した。
はじめに峯岸から「私たちが一生懸命取り組んだ作品が、皆さんの心に響いていなければ私たちの努力が報われていないという事なので、この『女子高』をもって努力は必ず報われるという事を証明したい(笑)」と冒頭から峯岸節が炸裂。すると、それに触発された高田が「(自身の役名)美冬の事は嫌いでも高田里穂の事は嫌いにならないでほしいです」と述べるなど、序盤から会場は爆笑の渦に。
さらにMCから登壇者に「主演:峯岸みなみ」への感想を求められると、峯岸が「皆が気を使うので、峯岸みなみの直してほしいところにしましょう。私は叱られて伸びるタイプですので(笑)」と逆に質問を提案するなど、舞台挨拶は峯岸の独壇場に。そんな光景を見守っていた山本監督は、本作の監督・脚本・企画とすべてを担当しており、「このキャストではないと映画『女子高』は成立しなかったので、本当に感謝しています」と初日を迎え感無量の様子。
物語の設定でもある、女子高時代だった7年前の記憶を遡る事になぞらえ、自身の7年前を遡り、当時の自分に忠告するとしたらというお題に対し「反抗期がひどかったので、お母さんと仲良くしなって言いたいです」(北山)、「ダンスシーンの撮影があり、未経験で大変だったので、何があってもいいように常に準備していなさい」(中山)など思い思いの回答が出される中、
峯岸は「7年前はAKBもどうなるか分からなかったですし、自分がいつまでAKBにいるかも考えていなかったので、まさか同期が全員辞めていき小島さん(陽菜)と私の2人が残るなんて思ってもいなかったです(笑)7年前から計画的に人生設計をしていれば、また違う人生があったのかなって思います」と同じAKB48の一期生である高橋みなみの卒業翌日なだけに、AKB48に対する素直な気持ちを告白する一幕も。
最後に峯岸から「主演のお話を頂いた時に、ただのアイドル映画と思われるのはとても悔しいなという気持ちで望んだ作品です。何度でも劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです」と初主演の大役を務めあげた晴れ晴れとした表情で締め、舞台挨拶は終了となった。