ポニーキャニオン×A-1 Picturesによるオリジナルアニメプロジェクトとして制作された完全新作アニメーション『ガラスの花と壊す世界』が、2016年1月9日(土)に公開初日を迎え、東京・新宿バルト9にて初日舞台挨拶が行われた
『ガラスの花と壊す世界』は、2013年「アニメ化大賞」において、多数の応募作品の中から見事大賞を射止めた『D.backup』を原案とした劇場作品で、脚本:志茂文彦×キャラクター原案:カントクという2大ヒットメーカーによって新たに構成された作品世界観を、『進撃の巨人』や『PSYCHO-PASS サイコパス 2』のオープニング演出でその実力を一躍国内外に知らしめた石浜真史監督によって映像化したものである。

【舞台挨拶概要】
■日時:1月9日(土)   
■場所:新宿バルト9 スクリーン⑨
■登壇者:
花守ゆみり(リモ役)、種田梨沙(デュアル役)、
佐倉綾音(ドロシー役)、茅野愛衣(スミレ役)、石浜真史監督

新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶には、石浜監督のほか、キャスト陣からリモ役の花守ゆみり、デュアル役の種田梨沙、ドロシー役の佐倉綾音、スミレ役の茅野愛衣が登壇。作品プロデューサーの石原良一氏が司会進行を務めた。
作品の見どころについて花守は、「最初にスミレちゃんが階段から走ってくるシーン」を挙げ、「可愛い女の子がたくさん出てくる作品だと思っていると突然ジャブを入れられる感じ」と付け加える。一方、石浜監督は「この4人の演技が見どころだ」と絶賛。その言葉に「役者冥利に尽きる」と照れ笑いを浮かべる4人だったが、佐倉は「アフレコが1日だけだったので、キャラクターの持つ空気感を出すのがとても難しかった」と当時を思い出しながら、「なじみのメンバーだったからこそ、とてもやりやすかった」と振り返った。

さらに新年ということで、ステージにおいてキャスト陣が、「『ガラスの花と壊す世界』を漢字1文字で表すと?」をテーマに書き初めに挑戦。「きれいが沢山詰まっている感じ」ということで茅野は『花』、「プログラムという存在であるからこそ、何が生きていることで、何が生きていないことなのかが、鍵になってくる」ということで佐倉は『生』、「”笑う”というのは実に人間らしい感情であることがあらためて実感できる」ということで種田は『笑』、「この作品に出てくるキャラクターたちはみんな優しさで動いていると思う」ということで花守は『優』の文字をそれぞれ力強く書き上げた。

オリジナル新作アニメーション『ガラスの花と壊す世界』は、新宿バルト9、シネマサンシャイン池袋ほかにて全国劇場公開中。
なお、本作はフランス、ドイツ、オーストリアなど全世界5カ国での上映が決定!更に日本での公開にあわせ、アメリカ・上海では本日から同時公開が始まっており、花守ゆみり・種田梨沙は上海の舞台挨拶に登壇する予定です。