映画『白鯨との闘い』全米公開直前!NYプレミア開催。クリス・ヘムズワース、“真実を描くため”の過酷な撮影を振り返る一番辛かったのは「ダイエット」だった!?
太平洋沖4800kmという死の海域で捕鯨船“エセックス号”を襲った衝撃の実話を描いた『白鯨との闘い』が2016年1月16日(土)に全国で公開される。この度、全米公開を直前に控えた本作のNYプレミアが開催された。イベントには『アベンジャーズ』の出演で日本での知名度を確固たるものとしたクリス・ヘムズワースや、新たなる『スパイダーマン』となることが決定しているトム・ホランド、そして『アポロ13』や『ビューティフル・マインド』といった超名作を手掛けてきたロン・ハワード監督が出席。最新作の出来栄えを熱く語った。
会場にはレッドカーペットが敷かれ、世界中から200人を超える大量のマスコミが詰めかけた。数々の実話を映画化し、ヒットに導いてきたロン・ハワードは、「日本のみなさんこんにちは、僕は監督のロン・ハワードです。今回は日本に行けなくて残念だけど、またお会いできるのを楽しみにしているよ。ぜひ『白鯨との闘い』を劇場で見てみてください!」とコメントし、日本のファンへのラブコールを送った。
また、主演のクリス・ヘムズワースをはじめ、出演キャストがリアルな漂流生活を再現するために過酷な減量に挑んだことでも話題を集めている本作。クリスは「一番つらかったのはダイエットだね。でも、実話を描くためには必要な過程だから避けては通れないことはわかっていた。撮影が終わった時には、パスタとピザを食べたよ。一番食べちゃいけないものだったからね(笑)」と撮影を振り返る。これに対しロン・ハワードは「キャストのみんなは本当に過酷だったはずさ。僕は普段撮影中に怒鳴ったりしないんだけど、キャストの前でピザを食べていたスタッフには怒鳴ったりもしたよ(笑)」と撮影現場を振り返った。
また、日本のファンに向けてのコメントを求められるとクリスは「コンニチワ!アリガトウ!(日本語)日本はとても美しいところだし人々も優しい。和食ももちろん大好きさ。」と嬉しそうにコメント。日本へのラブコールを送った。
また、その甘いマスクと抜群の演技力で今最も注目を集めているハリウッドの新スターの1人トム・ホランドは、本作に参加したことを「クリス・ヘムズワースをはじめとした素晴らしい先輩たちと、たくさんの名作を生み出してきたロンと一緒に仕事ができて幸せだよ。毎日多くのことを学び、この作品は僕の人生の中でも大きなターニングポイントとなった。これからの映画人生の中で何をしたいかが明確になったんだ。」と誇らしげに語った。
“真実の物語”『白鯨との闘い』へ、世界中からの注目度の高さを垣間見せた今回のプレミア。過酷な撮影の果てに完成した本作は、鑑賞者の魂を揺さぶる新しい映画体験を届けてくれるはずだ。
1819年に出港した捕鯨船“エセックス号”の乗組員達は、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大な鯨と遭遇し、船を沈められてしまう。家族のために必ず帰ると誓った船乗り達が、絶望の漂流生活の中で下す、生き延びるための究極の決断とは? その答えを是非劇場で目撃して欲しい。『白鯨との闘い』は、2016年、1月16日(土)より全国ロードショー。