映画『ミニオンズ』シリーズ続投の笑福亭鶴瓶、コスプレで爆笑をとるも「こんなズラ作らんでもええのに」と苦笑い
3Dアニメーション映画『ミニオンズ』完成披露会見が21日、都内にて行われた。この日、日本語吹き替えを担当した女優の天海祐希をはじめ、宮野真守、藤田彩華、LiSAら豪華キャストに加え、前作までの『怪盗グルー』シリーズでミニオンたちを率いるボス・グルーを演じた笑福亭鶴瓶の出演も発表され、スペシャルゲストとして出席した。
♦︎日程:7月21日(火)
♦︎会場:ザ・ペニンシュラ東京
♦︎登壇者:天海祐希、笑福亭鶴瓶、宮野真守、藤田彩華、LiSA
『怪盗グルー』シリーズで暴れ回った、バナナ好きの黄色いキャラクター・ミニオンたちを主人公にした本作は、地球創世記から怪盗グルーに出会うまでの“最強最悪”のボスを探して世界中を旅するミニオンたちの冒険を描く。
先日開催されたLAプレミアに参加し、最強最悪の女大悪党・スカーレットを演じた天海は「貴重な経験をさせていただきました。ロスでもものすごく盛り上がっていて、日本でも頑張らなきゃなと思っております。お子様だけでなく、私のような大人の女性にも、ご家族で楽しんでいただける映画になっています」とアピールし、吹き替えをやってみて「恥ずかしかったけど、すっごい楽しかった」と振り返ると、スカーレットの夫・ハーブ役の宮野は「すごいかっこよかったです!そのセクシーさというか、気高い感じがピッタリ」と謙遜する天海を褒めちぎった。
一方、ミニオンの大ファンというLiSAは「ほんとに夢みたい。いつも公開を待っていたんですが、今回は公開前に観れて、とても幸せでした」と話し、吹き替え初挑戦の藤田は「シーンに声を合わせるのが難しかったです。強気で言ったセリフもあって面白かった」とにっこり。
イベントでは、ナレーションを務める真田広之をはじめ、ゲスト声優のバナナマン・設楽統、日村勇紀からビデオメッセージが届き、日村は独自の“ミニオン語”で「ミニオンズを観に行おんず」とギャグを披露し、キャスト陣から笑いをとった。真田は「アニメの吹き替えはほぼ30年ぶり。ナレーションに至っては人生初という貴重な体験をさせていただきました」とコメント。
続けて、劇中さながら子供時代のグルーのコスプレをして登場した笑福亭鶴瓶は「眉毛もこんななってもうて、こんなズラ作らんでもええのに」と爆笑を誘い、「ミニオンはうちの家族がものすごくファンなので、今回も参加できてよかったです」と笑顔をみせた。
また、新旧のボスを演じる天海と鶴瓶だが「どちらが最強最悪のボス」か聞かれると、鶴瓶「もうなんでもこなす天海さんでしょ。ボスにしたらすごいですよ、誰でもついていく」天海「最悪ではないけれども最強のボス」と互いの印象を打ち明けた。
最後に天海は「一生懸命で悪気が全然なくてへこたれないから、すごく勇気ももらえるし、可愛らしさもあってクスクス笑っちゃう」とミニオンたちの魅力を語り、鶴瓶も「観はったら幸せになれる」とアピールした。
映画『ミニオンズ』は7月31日より全国ロードショー
(Report:小宮駿貴)