全世界で話題沸騰中の映画『トゥモローランド』。日本公開を6月6日(土)に控える本作のジャパンプレミアが25日、六本木ヒルズアリーナにて開催された。
この日、“トゥモローランドの謎を知る男”フランク役でディズニー映画初出演を果たしたハリウッドの大スター、ジョージ・クルーニーをはじめ、未来をあきらめない少女ケイシー役のブリット・ロバートソン、”謎の美少女“アテナ役のラフィー・キャシディと、ブラッド・バード監督が来日し、日本語吹替版でケイシーを演じた志田未来も登場した。

♦︎日程:5月25日(月)
♦︎会場:六本木ヒルズアリーナ
♦︎登壇者:ジョージ・クルーニー、ブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディ、ブラッド・バード監督、志田未来

5月9日に行われたワールドプレミアで、ジョージ・クルーニーをはじめとしたキャストとの対面を果たし、その着物姿を絶賛された志田は「世界を代表する皆さんとご一緒出来てとても嬉しいです。ロサンゼルスの時は本当に緊張していて、皆さんとお話できなかったのですが、今回は皆さんと会話も出来てとても楽しい時間を過ごさせていただきました」と日本での再会に感無量の表情。
ジョージ・クルーニーは今回が8年ぶりで、結婚後初の来日となり、奥様と一緒にレッドカーペットに登場した。「まず未来さんにお礼申し上げたい。私の声も担当してくれてありがとう!」とジョークを飛ばし、「実は初めての俳優の仕事は日本でした。1984年に来日しました。ですから本当に日本という国、東京という街が私に喜びを与えてくれる」とコメントした。また、「ディズニーと先程お話をしたのですが、『トゥモローランド』観に行く方全員に日本酒を一本差し上げます。ディズニーありがとう!」とお茶目な一面もみせた。
また、ケイシー役のブリット・ロバートソンは「とにかく楽しんで、ワクワクしながら観ていただきたい。(実際に本編を観て)まるでディズニーのアトラクションに乗っているかのようだった」と本作の見所を語った。ケイシーにピン・バッジを与える”謎の美少女“アテナ役のラフィー・キャシディは「壮大な冒険を楽しんでいただきたいのはもちろん、ダークな部分も明るい部分も未来にはある。でも未来というのはただ自分たちが待っているのではなく、自分たちの力で作り上げていくものだから、“想い描くとおりの未来になる”というメッセージも込められています」と笑顔を浮かべた。
『Mr.インクレディブル』や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』など、数々の名作を手掛けて注目を集めるブラッド・バード監督は「今まで私が手掛けたことのないような作品に仕上がっています。ミステリーであり、SF、ロードムービー、アドベンチャー、ファンタジーと、まるで5本の内容を一気にまとめたような作品。言ってみれば、これ一本で節約していただけると思います」とユニークなアピール。
最後にジョージ・クルーニーは「トウキョウ、ダイスキ!本当に楽しんでいただけると思います。皆さんが世界を救うのです!」と会場を沸かせた。

ウォルト・ディズニーが遺した最大の謎にして最高のプロジェクト、“トゥモローランド”。そこは、すべてが可能になるといわれる理想の世界。その謎を託された運命の3人──未来をあきらめない17歳の少女ケイシー、トゥモローランドの存在を知る男フランク、そして、2人をトゥモローランドへと誘う謎の少女アテナ──彼女たちを待つのは、人類の未来を切り開く鍵なのか?ジョージ・クルーニー主演による壮大な冒険を描くミステリー・アドベンチャー超大作。

映画『トゥモローランド』は6月6日(土)より全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)