「ラン・オールナイト」日本公開まで一週間を切った5月12日(火)に、公開直前イベントを実施しました。

◆日にち:5月12日(火)  
◆時 間:18:30-19:00
◆場 所:ワーナー・ブラザース映画 試写室 (港区西新橋1−2−9 日比谷セントラルビル1階)
◆登壇者:船越英一郎さん(54) ・ 藤岡弘、さん(69)

イベントにはサスペンスの帝王 船越英一郎さん、アクションスター 藤岡弘、さんがご登壇し、2人揃って主人公のリーアム・ニーソンが終始着用しているレザージャケットスタイルで登場。2人ともリーアム・ニーソン作品を全て観ているほどの大ファンで、特に船越さんは私物のジャケットを用意するなど、リーアム・ニーソンに成りきれた事に満足げな様子。

また本作をご覧になった感想を「全てが名シーンで瞬きしてはダメなほど。見どころしかない!」とコメントした船越さん。続いて藤岡さんも「最高。何度観ても興奮するほどいろんなものが凝縮されて、リーアム作品No.1です。」とコメントし、2人とも映画を大変気に入った様子で、次から次へと熱い想いが止まらない。
そんな船越さんと、藤岡さんを虜にしてしまった本作。どの辺りが”絶品“だったのか、独自の視点で分析・解説して頂く事に。

藤岡さん 『絶品アクションの条件2カ条』
●その1:本物の「役者」が揃ってる!
「アクションに必要なのは完璧な俳優で、リーアムの魅力を際立たせる他のキャスト達のバランスがとても良い。撮影には俳優・スタッフ・アクションチームのバランスがとても大切だが、本作ではそのバランスが非常にとれているので、見応えあるアクションシーンに仕上がっています。スタントマン無しでやってきた私にとって、緻密に計算されているほど再現されており、全てが一つとなっているように感じました」
●その2:リアリティがある!
「とにかくリアルで、ゲリラ撮影でもやらせは使っていないほど。一般の人が驚いている様子なども本当にリアルでした。そのため緊迫感や緊張感に臨場感があります。銃一つにとっても、こだわり抜いている。」

船越さん 『絶品サスペンスの条件2カ条』
●絶品サスペンスの条件その1:不安と緊張感
 「ミステリーは犯人が分からない、対してサスペンスは サスペンダーが語源となっているように、宙づり の不安と緊張感を描き出すもの。ハラハラとドキドキが最初から最後までずっと描かれており、どのアトラクションに乗るよりも緊張感が満載です」
●絶品サスペンスの条件その2:涙
「極上のサスペンスには涙が必要。登場人物に次々と共感して夢中になってしまいます。特に地下鉄のシーンは号泣必至です!」

それぞれの視点からアクションとサスペンスの絶品ポイントを語り、会場中もその説得力の高さに納得した様子。
 最後に本作はその絶品条件を満たしていることから、パネルが壊れるほどの勢いで、2人とも『絶品ステッカー』を張り付けた。止まらぬ本作への愛に終始興奮気味なお2人。そんな様子に会場も大盛り上がりの中、トークイベントは終了しました。

船越英一郎さんのコメント:
とにかく揺さぶられ、体感する映画だと思いました。そして最初から最後まで続く緊張感、素晴らしいの一言です。リーアムが自分のことのように重ねて観てしまいました。アクションの要素が全て詰まっているのに、ドラマも非常に色濃く描かれている。愛する者を守るための人生の選択とは何か、そんな男の生きざまを男性はもちろん、是非女性にも見て頂きたいです。

藤岡弘、さんのコメント:
この作品はミスを見つけようと思っても見つけられないほど。勇気やパワーを非常にもらえるので、特に大人に観て頂きたいです。男とはどういう使命を背負っているのかを知らせてくれる、今の日本に必要とされている作品です!