映画『ソロモンの偽証』ファン感謝デーで藤野涼子、板垣瑞生登壇舞台挨拶!
宮部みゆきの最高傑作ミステリー原作のヒューマン・ミステリー超大作『ソロモンの偽証』が、「前篇・事件」に続き「後篇・裁判」が4/11より公開となり、公開初週に週末興行成績ランキングで1位スタートを記録いたしました!
大ヒットを記念して4/24よりオープンしたばかりの109シネマズ二子玉川にて、ソロモンファンに向けた舞台挨拶を実施しました。
主演の藤野涼子、板垣瑞生が登壇し、お客様からの質問に答える貴重な機会に会場は大盛り上がりとなりました。
今まで制服ですべてのプロモーションを行ってきたふたりですが、「ソロモンの偽証」卒業後の登壇ということで、初めて私服で公の場に登場しました。
『ソロモンの偽証 後篇・裁判』 大ヒット御礼舞台挨拶
★日程:4月26日(日)
★場所:109シネマズ二子玉川(世田谷区玉川)
トーク内容
MC:本日は『ソロモンの偽証 後篇・裁判』大ヒット御礼舞台挨拶にお越しいただきましてありがとうございます。後ほど会場の皆様からもご質問を受け付けますので、考えておいていただけますと幸いです。
それでは早速お呼びしましょう。藤野涼子さん、板垣瑞生さんです。
ご挨拶からよろしくお願いします。
藤野涼子さん:ソロモンの偽証と共に中学校も卒業して4月から高校生になりました。
心機一転ということもあり、髪の毛をバッサリ20cmほど切りました。
入ってきたとき一瞬、樹理ちゃんかと間違えた人もいるのではないでしょうか(笑)。
今日はお越しいただきましてありがとうございます。
板垣瑞生さん:先日ソロモンの偽証を卒業しましたが、今でもずっとこのローファーを履いています。
作品に対してまだ想いが抜け切れていません。
最後の舞台挨拶になると思いますが、よろしくお願いします。
MC:後篇・裁判が公開されて、周囲の反応はいかがですか?
藤野さん:母親は前篇・事件を10回観たといていましたが、後篇・裁判も公開された翌日に早速観に行ってくれていました。
どうだったか感想はあまり聞いてはいけない気がして「観たよ」ということだけは聞きました。
板垣さん:周りの友達がたくさん観てくれて、自分の役柄に関してもいろいろ言ってくれます。
同じ世代の人にこの作品をもらえてとても嬉しいです。
MC:オーディションから後篇・裁判公開まで一年半ほどこの作品に関わられて来ましたが、今思い返して印象に残っていることはありますか?
藤野さん:クランクインしてすぐのシーンが雪のシーンだったのですが、寒そうにしながらセリフを言うことがとても難しかったことを思い出します。
はじめのころはちゃんとできるのかとても不安でした。
板垣さん:柏木君とのやりとりのシーンは劇中だと終盤なのですが、クランクインして最初に撮影していて、重いシーンの心情を最後まで全シーンにおいて持ち続けるというのは大変でした。
野田健一を演じていた前田航基君が朝イチでギャグをやってくれて現場を和ませてくれたのも印象に残っています。
MC:ソロモンを卒業されて今後挑戦していきたいことはありますか?
藤野さん:高校に入学したので、勉強を頑張って悔いのない高校生活を送りたいと思います。
英語が苦手なので、しゃべれるようになって色々なものに触れ今後は、コメディタッチの作品にも出演してみたいです。
板垣さん:ソロモンの偽証では、ナイーブな役柄だったので今後は明るい役も演じてみたいです。
MC:ありがとうございます。それでは会場の皆さんから質問を受け付けたいと思います。
Q:板垣さんに質問です。この作品への想いがの残っていると仰っていましたが、特に思い残したことや、こうしておけばよかったなどというところはありますか?
板垣さん:先ほども少し出ましたが、柏木君との屋上のシーンを成長した後の後半に撮っどうだったのかなという思いはあります。
Q」自分の役以外で演じてみたかった役はありますか?
あったら役と理由をお教え下さい。
藤野さん:松子ちゃんの役です。劇中で藤野涼子は松子ちゃんに救われたなという思いが強いので、藤野涼子以外では松子ちゃんを演じてみたいと思いました。
板垣さん:柏木君です。ご覧になった方は柏木君にウザいなとか何なんだろうという感情をいただいている方も多いと思いますが、演じた望月君の上手さだと思うので、僕が演じて皆さんにそういう感情を抱いていただけるのか、挑戦してみたいです。
Q:藤野さんにお伺いしたいのですが、藤野涼子という役名を芸名にする際の覚悟などはありましたか?
藤野さん:本名でやらせていただくという選択肢もあったのですが、私はこの藤野涼子という役に育ててもらい、辛かったこと、楽しかったことも含めてソロモンの偽証を忘れないようにという思いもありました。
自分から言い出すことはできないので、監督さんやスタッフさんからの提言もあり、藤野涼子という名前をいただくことにしました。
Q:今になって自分の演じた役をどのように思いますか?
藤野さん:クランクインしてすぐは藤野涼子になり気って入れなかったかなという思いはあります。
撮影を終えてからみると色々経験したうえで、最初に戻りたいという思いもありますが、弱々しく揺れている姿というのはそのままの私でも良かったのかなとも思います。
板垣さん:神原という役は、現在だと仲間外れになってしまうのかもしれないと思うのですが、あの時代設定だから校内裁判が開けたんだろうなというように思います。
MC:ありがとうございました。それでは最後にお二人から一言ずついただきたいと思います。
藤野さん:後篇・裁判をスクリーンでご覧いただきましてありがとうございます。
ソロモンの偽証を卒業し、今日で舞台挨拶も本当に最後だなと思うと悲しいのですが、充実した高校生活を送り、演技でも成長した姿を皆さんにお見せできればと思いますのでよろしくお願いします。
板垣さん:ソロモンの偽証、ご覧いただいましてありがとうございます。
舞台挨拶も含めて、この作品で色々なところに旅をして、色々な方と出会ってきました。
たくさんの素晴らしい方に出会えたこと、そして命を懸けた映画を多くの方に観ていただけたことを糧にして、これからも演技に精進していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
以上