映画『パーソナル・ソング』トークショー、元おニャン子クラブ新田恵利、母の介護体験を語る!&2015年 おニャン子 再結成!!
日本で400万人以上とされる認知症の人々。世界的な社会問題であるにもかからわず認知症には完全な治療法がない。そんな中、音楽こそ最も認知症・アルツハイマー患者に効果的であるという学説を見事に裏付ける音楽療法を描くドキュメンタリー映画が登場!アメリカでスピルバーク監督、トム・ハンクスも見て絶賛したという注目の一作!
自身の病気や母の介護に直面した新田恵利氏が、戸惑いながら仕事と介護の両立をめざして奮闘する日々を語りました。
<イベント概要>
●日時:12月1日(月)
●場所:アキバシアター
●ゲスト:新田恵利(タレント)(敬称略)
Qご自身の経験ともリンクする部分があると思いますが、.映画の印象は?
歌の力の凄さを凄く強く感じました。観ていて少し思い当たるなと思ったのは、自分も青春時代の曲を聞くと元気になったり、涙が出たりするので、認知症の方が反応するのは、なんとなく分かるような気がします。
Q新田さんの身の回りでも、認知症になられた方がいらっしゃったりしますか?
9月の舞台の最中に母が骨折をしまして、入院生活が2週間ぐらいあり、後半には母との会話が成立しなくなり最後には父が30年前に他界しているのですが、「お父さん、家で何している?」と聞いたんです。
その時にとうとう、うちの母も認知症になったのかなと思ったんです。後から、分かったのですが、それは一時的なものだったんですが、その時には、私が出演している番組も分からなくなってしまって「なんど、恵利ちゃんは政治の番組に出ているのと?」勘違いするほど、私の事を認識出来なくなってしまいました。
なので、この映画を観たときも最初に思ったのは、今のうちに母のパーソナル・ソング(好きな曲)を聞いておかなきゃと思いました。
Q.来年は、おニャン子結成30周年ですが?
ファンの要望も強くて、来年中には、絶対にライブをやりたいなと話しています。
春には126枚のシングルセットも発売されますので、おニャン子好きで、パーソナル・ソングを探している方にはぜひ、買っていただきたいですね(笑)
Q.どんな30年でしたか?
早かったです。元「おニャン子」が足かせになってしまったこともあると思いますが、色んな経験をすると、当時、仲が悪かったメンバーも、今は友人になったりしてますし、これからもっとメンバーと仲良くなっていければなと思います。
Q.これから、アイドルグループを卒業する方にアドバイスはございますか?
グループの看板が無くなるのは、とても大変な事ですがのでとにかく頑張って欲しいです。みんな、自分の子供ぐらいの年ですので、さすがに自分と重ね合わせる事はなくなりましたね(笑)