「現場では、小西真奈美さん、窪塚洋介さんに助けられすごく感謝しています!!」(橋本監督)映画『風邪(ふうじゃ)』 完成披露試写会
このたび、9 月 27 日(土)より全国ロードショー公開される映画「風邪(ふうじゃ)」の完成披露試写会を、本日 9 月 10 日(水)、シネマート六本木にて開催致しました。
本作は、世界中に 200 種以上あるといわれるすべての風邪ウイルスを撲滅させることができる、奇跡の特効薬をめぐる利権争いに巻き込まれていく一人の女性を描いた作品です。完成披露試写会には、監督・脚本を務めた橋本以蔵さん、プロデューサーの小椋悟さんが登壇されました。
本作を撮影するきっかけについて「突然、小椋さんから『風邪のウイルスを巡る話を作ろう』と言われて、かなり戸惑いました」と橋本監督がコメントすると、小椋プロデューサーも「10 年前にある人から企画を強引に持ち込まれたが、久々に橋本監督とやりたいと思った時にそれを思い出したんです」と経緯を語りました。
本作出演の小西真奈美さんについて、橋本監督は「今回、私が台詞にこだわったので、台本が決まるのが当日になってしまったり、寒い中でのどしゃ降りの雨のシーンが徹夜での撮影になってしまったり、小西さんにはすごく負担が大きかったんですけど、文句ひとつ言わず撮影に臨んでくれて、本当に感謝しています」とコメントしました。
また、窪塚洋介さんについても、「今回演じてもらった紀久生について、『俺以上にこの役を理解している人間はいない』と本人も言っているように、とても信念があって、こちらが要求したもの以上の演技をしてくれたので、窪塚さんにもすごく感謝しています」と語りました。また、「柄本さんの演技には、撮影中本当に助けられました!懐も深いし、遊び心もあって現場ではとても素晴らしい方でした」とコメントし、出演者の方々に感謝してもし切れないといった様子でした。小椋プロデューサーも夜中にキャスティングプロデューサーを電話で怒鳴りつけたこともあったそうですが、「窪塚さんのキャスティングが決まった時に『これは行ける』と思いました」と今回のキャスティングに関しての喜びを語ってくれました。
最後に、橋本監督は「パンデミックものとしても、女性の映画としても、いろんな見方ができる作品だと思うので、是非楽しんでください」とコメント、小椋プロデューサーは「ちょっと大人びたサスペンスなので、謎解きを楽しみながら見ていただけたらと思います」と語り、トークセッションは無事終了しました。