『アメリ』プロデューサー最新作 スタジオジブリ、高畑勲監督絶賛!!『ぼくを探しに』洋菓子研究家 加藤千恵&文筆家 甲斐みのり。 乙女心をくすぐるスペシャルトークショー開催
『ベルヴィル・ランデブー』『イリュージョニスト』にてアカデミー賞2度ノミネートされた仏アニメーション監督、シルヴァン・ショメ待望の初実写長編作『ぼくを探しに』が8月2日(土)よりシネマライズ、シネ・リーブル池袋他にて全国公開致します。
洋菓子研究家の加藤千恵さんと文筆家の甲斐みのりさんをお迎えしてトークイベントを行いました。
日程:7月31日(木)18:30〜
場所:シネマート六本木 スクリーン4 (東京都港区六本木3-8-15-3F)六本木駅より徒歩約2分
ゲスト:加藤千恵さん、甲斐みのりさん
「色がとてもきれいですごくフランスっぽい。
ポエムのようなストーリー展開とそのなかに流れる音楽がとても素敵で、
クラシックからモダンな曲、ミュージカルのようなシーンもありすごくおもしろかった。」と感想を語る加藤千絵さんは、
洋菓子研究家としてお菓子教室を主宰しており
この日、主人公・ポールが愛してやまないフランスの国民的お菓子シューケットを拵えて登場。
劇中に登場するお菓子には思わず目が止まるそうで、
「特に主人公のお誕生日会にでてくるケーキはものすごく素敵。
これはクロッカンブッシュといって結婚式によく出されるケーキなんですが、シューにアメをかけて固めるお菓子なんです。
これをピアノのかたちに見立ててピアノのフタの部分はヌガーで誂えられていてすごく凝った作りになっているんです。」と分析。「お菓子好きのみなさんはよく目を凝らしてみていただきたいです。」とこの作品のおすすめポイントを語ってくれました。
また文筆家でありLoule Loule(ロルロル)という名の雑貨ブランドを運営する甲斐みのりさんも、
「登場人物のファッションがとてもかわいい。二人のおばさんがいつもお揃いの服を着ていてどれもああいうの着てみたいな」と思うようなものばかり。」と、この作品の世界観がすっかり気に入った様子。
「ベルナデット・ラフォンはこの作品が遺作になってしまったということですが、『生意気シャルロット』にも出ているんですね。私は中学生の頃にみた『生意気シャルロット』が大好きでこの作品をみたからこの仕事についているというくらい影響を受けている映画です。『ぼくを探しに』を最後に亡くなられたんだなと思うととても感慨深いです。」とコメントしました。
『ぼくを探しに』は、いよいよ明日・8月2日(土)より全国公開を迎えます。
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◇加藤千恵さんプロフィール
洋菓子研究家。ミセス、家庭画報、LEE、オレンジページ 他、スイーツレシピなどを紹介するほか、伊勢丹、高島屋 などでワークショップを実施し、毎回大盛況となる。
テレビ出演は、NHKきょうの料理、NHK暮らしのQ&A, NHK趣味悠々、TBSi iスタイル 他
1999年から2000年にかけ、NHK教育TV 趣味悠々で「お菓子まるごと大全集」(3ヶ月13回)が好評で、
再放送を繰り返し放映中。
◇甲斐みのりさんプロフィール
文筆家。 1976年静岡県生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。
旅や散歩、お菓子に手土産、クラシック建築やホテル、雑貨と暮らし。女性が好んだり憧れるモノやコトを
主な題材に書籍や雑誌に執筆。「叙情あるものつくり」と「女性の永遠の憧れ」をテーマに
雑貨の企画・イベントをおこなう「Loule」(ロル)主宰。