映画『怪しい彼女』口コミ御礼トークショー「もっと喋りたい!俺たちのアヤカノ」開催!ダイノジ大谷、ニブンノゴ!宮地がその魅力を熱く語る!
公開後twitterなどのSNSで話題になり、主演のシム・ウンギョン扮するオ・ドゥリ中毒者続出の映画『怪しい彼女』。70歳の老婆が突然20歳の娘になる騒動を笑いと涙とともに描き、老若男女が爆笑の渦に巻き込まれつつも涙腺が崩壊、そして観た後には、アヤカノのことを誰かと話したくなってしまうと口コミが広がり、東京ではロングラン上映も決定!
7月31日(木)、その大反響を受け、『怪しい彼女』をこれまで応援してきた芸人のダイノジ大谷ノブ彦さん、ニブンノゴ!宮地謙典さん、放送作家の松崎まことさんが、TOHOシネマズ みゆき座にて開催された、口コミ御礼トークショー「もっと喋りたい!俺たちのアヤカノ!」イベントに登場!
本作やシム・ウンギョンの魅力、はたまた日本版リメイクキャスティングまで、熱いトークを繰り広げました!
平日夜にもかかわらず、たくさんのお客様が詰めかけ、上映後の熱気冷めやらぬ中、松崎まことさんのMCで、トークショースタート。 会場のお客様のすでに半分くらいがリピーターと知ると、ニブンノゴ!宮地さんは「何度観ても面白いですよねー」と続け、ダイノジ大谷さんは「前作があの『トガニ』って全然作風が違いますよね、この監督。あれは正直観たあと気分が悪くなるくらいの強烈さがあった。でもあれで法律変わったってすごいし、原点突き詰めている。そういう人が撮ると(どんな作品でも)きちんとしたもの撮れるんだなぁって思いますよ。それに(怪しい彼女は)毎回だめなんだよね、最後、泣いちゃうよ、ねぇ?」と早くも熱いトークに。
「コメディ映画ってどうしても笑わすことが最優先で、ドラマが疎かになるけど、この作品はちゃんと伏線も回収してるし、台本練りに練ってますよね」と韓国映画好きの宮地さんが話すと、松崎さんからは「実は最初は八頭身の美女という設定だったらしいけど、それでは面白味がないと監督がキャラクターを変更。そしてウンギョンちゃんがキャスティングされたそう」と裏話が語られ、すると大谷さんも「彼女は、超絶すごい女優さんだよね、説得力あるし、断トツに上手い!」と大絶賛。
ここで、来日時、実際シム・ウンギョンに会う機会のあった松崎さんが一緒に映った写真を見せ、さらに一緒に食事にも言ったという事実を話すと、大谷さんは思わず「聞いてねぇぞーと!」とヤッカミ炸裂! しかし大谷さんへのメッセージ映像があると聞き、スクリーンから「オオタニさーん」と日本語で呼びかけられると嬉しがる一幕も。
さらにこの日、アヤカノを愛する人たちによるトークイベントが実施されることを知ったシム・ウンギョンから、「日本の観客の皆さん、こんにちは、シム・ウンギョンです。韓国で本日のイベントのことを知ってメッセージを送っています。『怪しい彼女』に日本の観客の皆さんがたくさんの関心を寄せてくださり、応援してくださっていることを聞きました。どうもありがとうございます!今日のイベントには実際参加することができませんが、気持ちだけは皆さんと同じところにあると思ってくださいね。」という特別メッセージが披露されるサプライズには、登壇者全員大盛り上がり!
大谷さんは彼女の魅力について「正統派の美女っていうか、すっぴん美人だよね」、宮地さんも「たまにブスな感じもありますよね、10割美人でないところがいいんです」そして「きっとジニョンファンも安心して見られたよね、撮影中もロマンスもないだろうなって(笑)」と話すと会場のジニョンファンからは同意の声も。
そして、話は日本でリメークするとしたら?という話題に。「ウンギョンちゃんの役は、井上真央さんかな」と宮地さん。「脇役だと、とりあえず元奉公人のおじいちゃんの娘、あれは森三中の黒沢だよね」と大谷さんが話すと、「サウナのシーン、あれは黒沢にしかみえなかった!」と宮地さんも激しく同意し、観た人だけがわかるネタに会場内からも大きな笑いが。
そして、本作の魅力のひとつでもある歌のシーンについて大谷さんは「劇中の歌はすごい。歌のシーンで主人公のバックボーンがみえてくる。前半、ホント憎たらしいババァの人生がね。すごくエモーショナル。ああやって歌を吹き替えずできるなんて、ホント心技体そろった女優さんだよね」と語る一方、トークの最中、なぜか大谷さんにのせられ、韓国人俳優ばりの自慢の腹筋(シックスパック)を披露する宮地さん。
さらに「オ・ドゥリに恋するプロデューサー(イ・ジヌク)、恋しているときとそうでないとき髪型が変わる」という宮地さんからの細かい指摘もあり、何時間あっても足りないくらい大盛り上がりのイベントは、
最後に大谷さんから「自分には今7歳の子供がいるんだけど、小さい頃夜泣きがすごくて大変で、自分が抱いて外に出たことがあった。そのとき一瞬このまま落とせば、ってよぎったんだけど、すぐに、あっ僕は自分の親から叩き落とられなかったんだ、と気づいた、だからこうしているって。当たり前のことなんだけど、自分の親はその親からそうだったわけで、そういうどんなことがあっても子を守るという親のバトンを受け継いでいるんだって。この映画を観たときにも、若返った主人公の最後の選択に、そのことを重ね合わせてぐっと来た!」という話が語られたところで、残念ながらタイムアップ。
終始、ウンギョンの魅力、そしてアヤカノの世界をいろんな視点で語り、「話せば話すほど、この映画、好きになっていく!」(大谷さん)という言葉通りの熱気と温かさ溢れるトークイベントとなった。