今年公開された興行収入No,1の記録を更に塗り替え、今この瞬間も新記録を驀進中の『トランスフォーマー/ロストエイジ』が遂に8月8日(金)に日本公開される。

日本橋の“打ち水”とハリウッド映画のコラボレーションは、なんとこれが史上初。
古くからの伝統を重んじながらも、“新しき”を取り込み、常に日本の都市開発の最先端を行く日本橋と、日本の変形玩具からスタートし、30年間トランスフォームし続け、ついにはハリウッドで27億ドル以上のコンテンツに育った“トランスフォーマー”のコンセプトが合致していることで、今回の初コラボが実現した。

 本日は雲一つない晴天に見舞われ、絶好の打ち水日和となった。開会式に、青の浴衣に黄色の帯姿でジャック・レイナー(テッサの恋人シェーン役)が現れると、会場から暖かい拍手が沸き起こった。人生で初めての下駄、そして浴衣であるにも関わらず、そこは流石、今ハリウッドで最も注目を浴びる男。見事な粋な立ち姿に、会場から感嘆の声が上がった。初来日の感想を聞かれると、「日本は初めてです。素晴らしい文化を持つこの国に来られて本当に嬉しい。黒澤明監督の映画を多く観て影響を受けてきました。また直ぐに日本へ来たい!」と語り、会場を沸かせた。また、浴衣の着心地を問われると、「初めて着ましたが、着心地がいい!アイルランドに持って帰って、毎週土曜の午後に着たい!!」と語ると、会場から大きな拍手が起こった。

そして本日のメインイベント“打ち水大作戦”。日本橋の袂の路面温度は36度。各人に水が入った桶が配られ、一斉に打ち水がスタート。見よう見まねで水を撒くジャック・レイナー。途中からコツを掴んだのか、一杯目の桶が直ぐに空になると、お隣の方がすかさず二杯目をジャックに渡す一面も。打ち水終了後、再度MCが路面温度を測ると、なんと34度にまで下がり、見事“打ち水”成功。ジャックは人生で始めての体験で、よほど楽しかったのか、「素晴らしい体験でした!精神的にも清められた気がします!皆様ありがとう!」と興奮気味に語り、桶を振り上げピースサインを空に向けると、フラッシュが一斉に焚かれ、会場からは温かい拍手が沸き起こった。