齋藤工監督作 UULAオリジナルショートフィルム『半分ノ世界』 本日開催「ナカメキノ Vol.14」でシークレット上映会+トークショー 主演の田辺桃子と監督の齋藤工が会場に駆け付けサプライズ登場
本日、ナカメキノが主催する映画の無料上映&トークイベント「ナカメキノ Vol.14」にて、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け総合エンタメアプリUULA(読み:ウーラ)で好評配信中のオリジナルショートフィルム『半分ノ世界』がシークレット上映され、主演を務める田辺桃子と監督の齋藤工がサプライズ登場してトークショーを実施いたしました。
会場には、約100名の一般鑑賞者が来場。『半分ノ世界』のシークレット上映後、主演を務めた
田辺桃子がサプライズ登場すると、会場に集まった観客の大きな拍手で迎えられました。田辺桃子と
映画文筆家・松崎健夫、映画解説者・中井圭によるトークショーでは、実際の撮影現場でのエピソードや齋藤工監督の演技指導についてなど、普段は聞くことの出来ない話しの数々や、作品の見どころについて語られました。
さらに、第二部トークショーには、監督を務める齋藤工が急遽サプライズ登場。仕事の合間を縫った、わずか数分のサプライズ登壇になりましたが、会場に集まった観客に向けて監督自身からメッセージが送られました。
本作は、音楽・映像業界の活性化、新進気鋭の若手クリエイターの発掘を目的に、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア (略称:SSFF & ASIA)」とUULAとの特別製作プロジェクトとして、映像と音楽の融合をテーマに製作されたオリジナルショートフィルム。
監督を務めた齋藤工自身が大ファンだというアーティスト・大橋トリオの楽曲「HONEY」に込められた世界観をモチーフに、物語を生み出すという新たな映像表現に挑戦。主人公の女子高生(田辺桃子=14)と定時制高校に通う男性(井浦新=39)の心の交流を描く物語で、わずか15分に凝縮された数々のテーマと緻密な演出が評判を呼ぶUULAの人気作品です。
■「ナカメキノvol.14」開催概要
日時:13:30〜17:30
会場:バンタンゲームアカデミー(東京・中目黒)
登壇ゲスト:田辺桃子(14)、松崎健夫(映画文筆家)、
中井圭(映画解説者/「ナカメキノ」ディレクター)
齋藤工監督(※第二部トークショーに急遽駆け付けてサプライズ登場)
来場者:約100名(一般鑑賞者)
(以下、コメント※敬称略)
●中井圭(映画解説者/「ナカメキノ」ディレクター)
齋藤工さんとは普段から仲良くさせていただいていて、この作品の事は聞いていたんです。UULAでの配信と、ショートショート フィルムフェスティバル&アジアでは上映したのですが、他に披露できるタイミングを探していました。そこで、今回のナカメキノで来場するお客さんには事前告知せず、上映してみようという事になりました。
この作品は、どうしても俳優が作った映画という位置づけとして見られがちですが、齋藤工監督はそれを逆手にとって、良いモノを作ってやろうという思いがあったようです。結果、その名に恥じない、クオリティの高い作品になっていると思います。
●田辺桃子(主演)
主演をやらせていただいたのは今回が初めてで、演じた役どころも難しかったです。今回の役はセリフがほとんどなかったので、どうやって想いを伝えるかを、撮影中に齋藤監督と考え、目線とか歩き方を意識して演技しました。今回、実際に見ていただいたお客さんと触れ合えるのは新鮮ですし、とても嬉しいです。
15分という短い時間のなかで、見た人にどれだけ印象付けられるかが、ショートムービーの面白さであり、大変な部分でもありました。でも、齋藤監督からも演技指導していただき、とても勉強になりましたし、とても素敵な方だなと感じました(笑)。私は『真面目そう』とか『おとなしい』というイメージらしいので、今後はそれを壊すような役を演じてみたいです。
●松崎健夫(映画文筆家)
齋藤工さんは凄く映画が好きな方ですよね。その映画の始まりであるサイレント映画のような、誰が見てもわかるようなものを、この『半分ノ世界』という作品で表現したいのだろうなと感じました。
●齋藤工(監督)
この作品を見た関係者の方から、田辺桃子さんを使いたいというオファーがあり、とても嬉しかったです。また、今回サプライズ上映となりましたが、15分間という時間をくださったナカメキノの来場者の皆さんに感謝しています。