この度、累計130万本を突破した大ヒットホラーゲーム「零」シリーズ待望の実写映画化。
『劇場版 零〜ゼロ〜』として9月26日(金)よりKADOKAWA配給にて公開となります。

ティーンに絶大な人気を誇るセブンティーンの専属モデルの2人中条あやみと森川葵が主演に抜擢されたことでも話題を集めている本作。 
この度、「零」シリーズ最新作&メディアミックス発表会が行われ、映画の公開に先駆け、劇中の制服を着た中条さん、森川さんと共に安里監督が登壇し、トークショーを行いました。

「零」シリーズ最新作/メディアミックス発表会 概要

日程:7月17日(木)

場所:ラフォーレミュージアム六本木(港区六本木1-9-9六本木ファーストビルB1F)

■スペシャルゲスト:中条あやみ、森川葵、安里麻里監督
■登壇者:角川歴彦(KADOKAWA・取締役会長)、宮本茂(任天堂・代表取締役専務)、
襟川恵子(コーエーテクモゲームズ・代表取締役会長)、襟川陽一(コーエーテクモゲームス・代表取締役社長)、
樹林伸(コミック版「零(仮)」作者)、菊地啓介(コーエーテクモゲームス・ゲーム「零」プロデューサー)

WiiU専用ソフト「零」シリーズ最新作を始め、映画『劇場版 零〜ゼロ〜』、映画の原作小説、「零」のコミック化、「零」のハリウッド映画化など様々メディアがミックスされた今回の発表会。
当プロジェクトのゼネラルプロデューサーである、コーエーテクモゲームス 代表取締役会長 襟川恵子さん、ゲームソフトの共同開発パートナーであり、発売元でもある任天堂株式社 専務取締役 宮本茂さん、零のコミック原作者でありマンガボックス編集長も務める樹林伸さんからの挨拶があった後、株式会社コーエーテクモゲームス 菊地啓介プロデューサーより、ゲームソフト「零」最新作について概要が明かされました。
この発表会の場を持って、「零」最新作の最新のプロモーション映像が初公開され、この映像をもって、タイトルが「零 〜濡鴉ノ巫女〜」と発表、ゲーム関係者たちからの熱い注目を集めました。
その後、配給元のKADOKAWA 取締役会長 角川歴彦さん、代表取締役専務 井上伸一郎さんより挨拶があった後、いよいよ安里監督、中条さん、森川さんが登壇。本作のトークショーが行われました。

以下トークショー内容となります。

司会:それでは、皆さんそれぞれに「劇場版〜零〜」についてお話を伺いたいと思います。
先ずは、中条さん。今回本作にご出演されていかがでしたか?

中条さん:映画自体、初出演にして初主演ということで、プレッシャーを感じていましたが、
監督にビシバシ指導していただき(笑)、楽しく撮影できました。
私が演じたアキという役は、映画の舞台である女子高の生徒たちの憧れの存在で、
クールビューティーだけど、どこか謎めいたキャラクターです。
普段自分はそんなキャラではないのですが(笑)

司会:ありがとうございます(笑)。続いて森川さんはいかがですか?
みどころも教えていただけますでしょうか?

森川さん:現在映画の撮影は、ほとんどデジタルでされていますが、この映画はフィルムで撮影しているので、
映像の美しさが魅力のひとつです。ゲーム内で登場する射影機も劇中に登場するので、
是非注目してみてほしいです。ゲームをプレイしたことがある方は、自分が射影機になったつもりで、
射影機目線で本作を観ていただけたらなと思っています。

司会:ありがとうございます。
さあ、安里監督。メインキャストのお二人からこの様なお話が出ましたが、
安里監督としてはいかがですか?

安里監督:今回、とにかく10代にこだわって、2人のような10代の女の子にたくさん出演していただきました。
大人になる一歩手前の10代だからこその魅力がこの映画には詰まっています。

司会:ありがとうございます。先ほど会場で流れたゲーム「零 〜濡鴉の巫女〜」の
ティザー映像ご覧になったようですが、いかがでしたか?

森川:ちょっと怖くて…中条さんと二人できゅっとなっていました…!

安里監督:映像もすごかったですが、音のこだわりもすごくて、ヘッドホンをしながらプレイしたいですね!

司会:ゲームが原案の本作ですが、脚本を書かれる上で、演出される上で特に心がけられたことはなんでしょうか?

安里監督:今回小説版の原作者で、ずっと憧れていた大塚英志さんと脚本を書いたのですが、
“美少女ホラー”というところを一番大事にしました。あくまで10代の女の子にこだわり、
美術やセットにも女の子の内に秘めた世界観をつくろうと練ってきました。
今日二人が着ている制服にもこだわりましたね。

中条さん:ちゃんとサイズを測って、型も取っていただき自分にぴったりの制服をつくってもらいました。
とてもかわいいです!

安里監督:女子高生ホラーには、ブレザーのイメージがありますが、
「零」には違う世界観があると思い、制服にもこだわりました。

司会:これまで監督が手がけられたホラー作品との違いはなんでしょうか?

安里監督:美しいのに怖いというホラーをつくりたかったんです。今まで撮ってきた作品より、
美的な部分に注力しました。例えば、フィルムで撮影をしたり、光のつくり方などもこだわりました。

司会:キャスティングについて、お二人の演技についてはいかがですか?

安里監督:主人公のアヤに関しては、ミステリアスな少女の設定です。
美しいけど神秘的な雰囲気な子を探していましたが、中条さんをみて、この子だ!とすぐ決めました。

中条さん:実際は付き合いやすい人間なんですよ(笑)

安里監督:ミチは、みんな親しみやすいキャラクターなので、アクティブな子がよく、森川さんに決めました。
実際の森川さんは若干不思議ちゃん…?

森川:そんなことないですよ!中条さんには負けますよ!

司会:ありがとうございます(笑)。
まだまだお話を伺っていきたいところではありますが、残念ながらそろそろお時間が迫って参りました。
最後に、それぞれお一言ずつメッセージをいただきたいと思います。

森川さん:本当に綺麗で素敵な映像に仕上がっています。たくさんの方に観ていただきたいです。

中条さん:怖いようでもあって、ゲームの世界観にも沿っています。
怖くて美しい今までにないホラー作品になっています。

安里監督:ゲームファンの方にも、中条さん、森川さんのファンの方にも、
多くの方に観ていただきたいです。ワンカットワンカット想いを込めてつくりました。

司会:『劇場版 零〜ゼロ〜』は、9月26日から公開となりますので、どうぞ皆さま、楽しみにお待ちください。
安里麻里監督、中条あやみさん、森川葵さん、本日はありがとうございました。
皆さま、拍手でお送りください。

以上。

トークショー終了後は、その他のメディアミックスが紹介。

■『劇場版 零〜ゼロ〜』の原作小説
作家以外にも民俗学者としての顔も持ち、「黒鷲死体宅配便」、「多重人格探偵サイコ」など
全世界でカルト的人気を誇る大塚英志さんによる原作小説「零 〜ゼロ〜 女の子だけがかかる呪い」が
角川ホラー文庫より今年の夏、8月25日の月曜日に発売。

■「零」のコミック化
「金田一少年の事件簿」「神の雫」等、数々の人気作品の原作者として活躍しており、
今回「零」のコミックの原作も手がけ、コミックの連載先となる“マンガボックス”の編集長も担当している
樹林伸(天樹征丸)さん。マンガボックスは人気マンガ家の作品が無料で楽しめることで好評を博しており、
現在400万ダウンロードを超える、大人気マンガ雑誌アプリ。樹林先生が原作を手がける
コミック『零 影巫女(かげみこ)』は、第1話が7月18日午前零時から公開。

■「零」のハリウッド映画化
「零」のハリウッド映画化が始動。それに伴い、『バイオハザード』シリーズ、
『サイレントヒル』などの製作を務めてきた、サミュエル・ハディダ氏からのビデオメッセージが流れた。