監督によるトークセッション後、各作品の監督や出演者が登壇しました。
以下、それぞれの喜びのコメントです。

佐々部清監督作品:『ゾウを撫でる』&『痕跡や』
佐々部監督:「『痕跡や』は実は『ゾウを撫でる』の中にもちょっとだけ出てくるので、見逃さないようにしてくださいね」
大塚さん(『ゾウを撫でる』出演:「私は徳島出身なので、大好きな佐々部さんの作品で神戸の映画祭に来れて嬉しいです。実は二役演じています。YouTubeで配信されてなかったところも見られるので、楽しみにしていただけると嬉しいです」
柳下さん(『痕跡や』出演):「『痕跡や』は横浜が舞台の作品です。佐々部さんの印象は、撮影中は温かく見守ってくれていましたが、大事なところでは課題を与えてくれる、という感じでした。こういった形で映画館で上映されるのは嬉しいです。一人でも多くの方に見ていただきたいです」

本広克行監督作品:『Regret』

本広監督:「お二人にがっつりお芝居して頂いています。3,000,000ビューを獲得していて、他の監督には聞こえないようにしたいですがぶっちぎりです」
原田さん:「はっはっはーーらーーーだーーーたいぞーーです!今回とても楽しかったです。これ見てよ、ってみんなにYou Tubeを見せて喜んでいたら、いつの間にかこんなとこに立ってて。わけがわからない感じです。本当に嬉しいです、ありがとうございました」
小橋さん:「本広監督の実体験に、原田さんのユーモアと悲しさが合わさっているステキな作品に参加できて幸せでした。大きなスクリーンで、明日初めて見られるので、私自身とても楽しみです」

岩井俊二企画&脚本、長澤雅彦監督作品:『なぞの転校生』
岩井監督:「謎の転校生はプロデュース・脚本を担当しました。今回、スクリーンで上映されると言うことで楽しみにしていてください」
長澤監督:「この前TOHOシネマズで全話、上映したのですが、改めて自分で作ったのに面白いなと思いました。神戸は20年前に岩井さんと“ラブレター”という映画で来ました。久しぶりに神戸に来れて非常に嬉しいです」
桜井美南:「私にとって初めての女優のお仕事でしたので、忘れられない作品になりました。一生思い出に残る作品です」

木村好克監督作品:『通学ダッシュ』
木村監督:「スクリーンで見ていただけるというのがすごく嬉しいです。アクション映画が得意ですので、迫力ある大スクリーンで、見ていただけたら幸いです」

真壁幸紀監督作品:『Starry Night』
真壁監督:「参加できて大変光栄です。明日の上映には主演の渡辺くんが登場します。神戸出身なので、お客さんの反応が楽しみですね。」

月川翔監督作品:「僕らが恋愛できない理由』『ゴーストバンド』
月川監督:「2作品、上映して頂けるということでとても感激しています」
山田裕貴:「本当に素晴らしい監督の皆様に交じって、出られることがすごく幸せです」

永田琴監督作品:「我愛你」
永田監督:「大学が神戸で、大学時代4年間三宮で遊んでいたので、そんな神戸・三宮で自分の作品が上映できて嬉しいです。台湾の女の子の恋の物語で、日本語や中国語がでてくる新しい作品にチャレンジしてみました」

鈴木太一監督作品:「そのときあなたは夢をみた」
鈴木監督:「30代後半の女性が、その年齢になってもまだ小学校のときの夢を追いかけている、というお話で、それに小4の男たちを絡めた物語です。神戸映画祭については、映画館で上映できるの嬉しいです」

SABU監督
作品:『幻三十郎』
SABU監督:「今後も、こういう映画祭がどんどん続いていったらいいなと思います」

末満健一監督作品:『ラブラブROUTE21』
末満監督:「初めて映画を撮らせていただきました。普段は舞台演出を生業にしているんですが。
映画は、関西のキャスト・スタッフで作らせて頂いて。なかなか関西で撮って、関西で上映される、ということはないと思うので、とても嬉しいです。関西関西言いましたが、映画の方は全く関西色はありません。」
中山義紘:「普段、所属してる劇団の舞台の演出で末満さんいはお世話になっていて。そんな末満さんの初監督作品に出させていただいて光栄です。この映画のためにスキンヘッドにしたり、全身白塗りにしたり、ふんどし姿になったりしました」

塩田明彦監督作品:『昼も夜も』『スパイ特区』
塩田監督:「後ろにいる、日本映画を背負って立つであろう若手俳優二人と撮ることができました。 監督としての野心的な試みを込めて作ったので、大きなステージで見てもらえるのは嬉しいです」
瀬戸康史(両作品に出演):「塩田監督から日本の映画界を背負う、とすごいプレッシャーを与えられましたが、そうなれるよう精進したいです。僕らの出ている映画を、少しでも多くの方に見ていただきたいです」
吉永淳(両作品に出演) :「地元が関西なので、この二作品でこの場に立てることが本当に嬉しいです」

挨拶をした監督・出演者の作品以外にも、

・入江悠(イリエユウ)監督作品:『 The 5 Second Later Man 』
・山内ケンジ(ヤマウチケンジ)監督作品:『デートとは何か』
・青山真治(アオヤマシンジ)監督作品:『スパイダーズなう』
・前田弘二(マエダコウジ)監督作品:『太陽はまってくれない』
・三島有紀子(ミシマユキコ)監督作品:『心の音(ココノネ)』

を含む合計20作品が神戸三宮映画祭の上映作品となります。

上映会場は、明日30日金曜日は、OSシネマズミント神戸、カフェネスカフェ、明後日31日土曜日は、OSシネマズミント神戸、カフェネスカフェ、神戸芸術センターの各会場で上映を行います。OSシネマズミント神戸、神戸芸術センターでは、上映にあわせて前夜祭に登壇した監督、キャストの方々だけでなく、他のキャストの皆さんもスケジュールがあう限り登場し、プレミアムトークイベントを実施します。

神戸三宮映画祭では上映だけでなく、本広監督、岩井監督によるスペシャルトークショーも明日30日(金)カフェネスカフェで開催。その他にも監督の皆さんによるカンファレンスを30日金曜日、神戸国際会館901.902会議室で、31日土曜日は神戸芸術センターで開催いたします。日頃聞くことのできない秘話や撮影の裏話もお話いただく予定です。

また、神戸三宮映画祭では、一般にご鑑賞いただいたお客様を対象にしたスタンプラリーを実施予定です。チケットに記載の所定の枠に各実施4会場のうち3会場でスタンプを押すと、抽選で神戸三宮映画祭実行委員会からプレゼントがもらえるキャンペーンも実施します。

■質疑応答

—末満監督は初めて、メガホンをとったということですが、一番大変だったことは?
末満監督「これまでは舞台の演出をずっとやってきていて、本当に映像を撮ったことがありませんでした。どんどん時間がなくなる感覚で、“よーい”から“スタート”の間がどんどんなくなっていくので、如何にその間を短くするかが、難しかったです」

—原田泰造さんが、ネスレシアター on YouTubeで作品を作るとしたら、どんな作品を作りたいですか?
原田さん「えっと…。『Regret』(原田さんが出演した本広監督作品)のような作品を作りたいです。考えるだけでもわくわくしちゃうなあ。宿題でもいいですか。作るとしたら、たぶん色んな役者の友達に声を掛けて作品を作りたいですね。バーベキューのような作品をね。話は健ちゃんとか潤ちゃんに相談してね」