映画『麦子さんと』吉田恵輔監督 アニメイトのエプロンを着た堀北真希に萌えた?
本日、10月21日(月)にアニメイト池袋店にて、映画『麦子さんと』(12月21日公開)の試写会を行い、試写後に吉田恵輔監督のトークイベントを行いました。
MCのアフィリア・サーガの呼び込みで吉田恵輔監督が登場すると、アフィリア・サーガの強烈なキャラクターに監督もタジタジ。緊張した面持ちながらMCの二人は、「本編の中で堀北真希さん演じる麦子と、余さん演じる麦子と生き別れた母親が久々に対面するのが、アニメイト渋谷店。なぜこのアニメイトを選んだんですか?」と質問。それに対し、監督は、「それはアニメイトが素敵だったからですね。ここに堀北さんがいたら面白いだろうと思って。でも、アニメイトで撮影は無理だろうとダメもとで聞いたらOKだったんです。」と撮影秘話をあかした。これにはアフィリア・サーガの二人も、「確かに堀北さんがアニメイトのエプロンを着ているの意外でした!」と納得。さらに、主人公・麦子がはまっているという設定の本格アニメ『今ドキッ同級生』について話がおよぶと、「この映画にアニメは関係ないんですけどね。でも、ずっとアニメが作りたくて、作るんなら『麦子さんと』の中だろうと。映画の中では20カットくらいしか使ってないですけど。なので、続きが観たいという人はぜひProductionI.Gに言ってください。」と観客に呼びかけた。実はこの『今ドキッ同級生』、監督の中では26話分の構成があり、その細かい設定が語られると、観客もアフィリア・サーガの二人も「それは2クールくらい放送できそうですね!」とビックリ。そこでアフィリア・サーガから、「今後、アニメ監督のオファーが来たらどうするんですか?」と聞かれ、「いや、『麦子さんと』でやってみて、できないということが分かりましたよ!やっぱり絵が描けないと無理だし、実際ProductionI.Gと打ち合わせをしていても要望がさっぱり分からない(笑)。映画はずっと撮りっぱなしでもいいけど、アニメはちゃんと計算して出来てますからね。実写だと衣装替えは簡単だけど、アニメでは衣装一つ変えるのもこんなに大変なんだと思いました。だから、これから撮る作品のなかで『今ドキッ同級生』にはまってる役を登場させられれば、続きが作れるかな(笑)。」とアニメ制作の大変さを語った。アニメ好きの監督は、最後に「母娘の良い話なんだけど、エンターテイメントでアニメが一つの大きなキーポイントになっているので、“面白いアニメがあったよ”でもいいので広めていってくれればうれしいですね。」と映画をアピールし、トークイベントを締めくくった。