日本と韓国の恋愛文化の違いをコミカルに織り交ぜながら、切ない恋と国境を越えた友情を描く、映画『ジンクス!!!』。大ヒット映画『君に届け』の熊澤尚人監督と、『おと・な・り』でも監督とコンビを組んだ脚本家まなべゆきこによる完全オリジナルストーリー。企画・製作は『タイヨウのうた』などを手掛けるROBOT。爽やかで透明感溢れる独特の世界観で、観る者の心に深く染み渡る温かい映画がまたひとつ誕生しました。主役ジホを演じるのは、韓国で女優としても注目されるヒョミン。K-POPガールズグループ、T-ARAのメンバーとして日本でも人気の高い彼女は、日本映画初出演にして堂々の主役を務めています。共演は、近年話題作への出演が続く若手注目俳優、清水くるみと山崎賢人。恋愛中の人も、そうでない人も、きっと役立つ恋のジンクスが満載！コミカルでロマンチック、そしてちょっぴり切ない、新たなラブストーリーです!!!　本日、第26回東京国際映画祭の初日・グリーンカーペットイベントが行われ、特別招待作品として出品をいたします本作のキャスト、監督も登壇いたしました。

◆日　　　程：　10月17日（木）
◆場　　　所：　六本木ヒルズアリーナ
◆登　壇　者　： ヒョミン（２４）、山崎賢人（１９）、熊澤尚人監督
【ヒョミン】
東京国際映画祭に参加できてとても光栄です。（以下韓国語で）日本映画に出演させて頂くのが初めてだけでなく、普段日本にはT-ARAとして来ているのですが、個人で活動するのも初めて。とても緊張していましたが、台本の読み合わせの時に、監督やスタッフの方がとても優しくしてくれて、安心して撮影を始めることができました。今回は、どうやったら韓国の恋愛事情を日本の皆さんに、真心を込めて伝える事が出来るか、意識して演技しました。恋に奥手な人や、これから恋をしたい人たちだけでなく、誰もが心温まる映画ですので、是非多くの方に応援して欲しいです。
—グリーンカーペットにて—
自分も実際恋愛に慣れていないところがあり、（恋愛マスターの）ジホという役を演じるのは難しかったのですが、山崎賢人さんが奥手な役柄で、恋のジンクスを教えながら、最後にはジンクスをこなしていて、嬉しく思いました。もちろん、また機会があれば素敵な日本映画に出演したいと思いますし、T-ARAとしても活躍していきたいと思っています。

【山崎賢人】
映画祭自体が初めてで、興奮しています。僕の演じる雄介と、幼馴染の楓は奥手な男女のキャラクターです。監督から演技指導を受けた時、『もっとビビれ』って言われて。撮影の現場で『ビビれ』って言われたのが初めてだったんですが、その言葉について色々考えて、日本語って深いな、って思いました。（ヒョミンの撮影時の印象を問われて）初めて日本で一人の仕事だったはずなのに、凄いみんなに明るく振舞って、頑張っていました。日本語で台詞を言うシーンがあったんですけど、（難しかったため）もどかしくなって、韓国語でお芝居をされていたのですが、そのシーンは良く覚えています。この作品は、韓国と日本の恋愛文化の違いを感じて貰ったり、これから恋愛をしたくなるような勇気を貰えます。とても気持ちの温まる映画ですので、是非見て欲しいです。

—グリーンカーペットにて—
（韓国語は）現場でヒョミンに教えてもらったり、本を見て使えそうな言葉があったらしゃべってみたり、韓国語での交流が楽しかったです。日本と韓国が一緒になった映画は珍しいし、日韓の恋愛文化の違いを観て頂きたいです。

【熊澤尚人監督】
東京国際映画祭でグリーンカーペットを歩くのは初めてです。3人の男女の物語なんですが、気持ちがなかなか理解できない人と上手くやっていけるものなのか、また、思いやる事で友情の絆が深まるということを伝えたくて、この『ジンクス‼!』を作りました。（ヒョミンの現場での印象を問われて）普段はアイドルとして活躍しているのですが、女優としても、とても魅力的な女性。ものすごく真面目で、努力家なんです。見えないところで努力しているのが、とても素敵だと思いました。（山崎の印象を問われ）思っていた通り、繊細な仕事が出来る俳優さんでした。グレーゾーンの難しい芝居をちゃんとやってくれるのが良かったです。（清水の印象を問われ）すごい普通で日常感のある自然な演技なのに、とても強いものが伝わってくる。そういう意味で、唯一無二な女優さんだと思いますね。この作品は、とても楽しく笑う事の出来る映画。でも後半は、いろんなシーンが心に刺さって感動できます。是非、映画館でみてください。

—グリーンカーペットにて—
以前から韓国の映画祭から招待を受けていて、韓国の人と会う度に日本との違いや共通点があるなと思ってい、そこが映画で描ければいいなと思って本作を作りました。ヒョミンはT-ARAとしてすごく人気があるんですが、実はお芝居も上手なので、出演をお願いしました。