第18回釜山国際映画祭:『許されざる者』渡辺謙&柳楽優弥&李相日監督、ベネチア、トロントに続き、アジア最大の映画祭で上映‼
今年で18回目を迎えるアジア最大の映画祭、釜山国際映画祭(3〜12日、70カ国・地域、約300本の上映)、3日のオープニングセレモニーには、日本から「そして父になる」の福山雅治、「もらとりあむタマ子」の前田敦子、「present for you」のオダギリジョーらが姿を見せ、大きな盛り上がりを見せた。そして8日ガラプレゼンテーション部門に招待の映画『許されざる者』が上映された。
10月8日(火)の14:00〜公式上映に先駆けて行われた記者会見、一般を招いてのオープントーク(イベント)、
公式上映は、16:30から行われ、会場には800人以上の観客が集まり、満席の中、渡辺謙、柳楽優弥、李監督の名前がアナウンスされると場内には大歓声が沸き起こった。
<公式上映時コメント>
渡辺謙:「釜山へ来たのは初めてです。日本で言えば…町としてパワーを感じるので、大阪なイメージ。食事もおいしいですし、映画祭を楽しんでいます!」
柳楽優弥:「参加できて、幸せです。」
李監督:「これまで監督作品すべて映画祭へ持ってきていますので、『許されざる者』も持ってこれてほっとしました。」と語った。
<上映後 渡辺謙コメント>
(釜山映画祭は)温かく映画を観てやろうって温度を感じた2日間だった。上映後、熱い拍手を頂けて良かった。
(また、別の作品で招待されたら)作品があってもなくても、またお呼ばれしたら、是非伺いたいです。
公式上映に来ていたイーストウッド監督の右腕とされるパブリシティをずっと担当しているPierre Rissient(ピエール・リシャン)氏も場内から手を上げてコメントが上がりました!
私はイーストウッド監督と1969年から働いております。もともとUNFORGIVENの映画の権利はコッポラが持っていたのですがイーストウッド監督はストーリーに惚れ込んで是非映画化したいと10年間待ってようやく実現。本日観させていただいきましたが大変素晴らしい。感激しました。UNFORGIVENにルーツは忠実で、プラス、オリジナリティもある。脚本も、監督も、俳優さんたちも素晴らしい。イーストウッド監督の古い友人として感謝したいと思います。
*ガラプレゼンテーション部門:様々なプログラムがある中で、話題作が上映される映画祭の顔とも言える部門。各国1本の選出。