映画『マッキー』17世中村勘三郎は、ハエの生まれ変わり!?中村獅童、歌舞伎の深イイ話を明かす!
この度、小さな小さな“ハエ”が主人公の映画『マッキー』が10月26日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国公開致します。本作は、小さくて非力なハエが悪い人間と戦うという誰も考えつかない物語が、コミカルかつダイナミックに展開する。裏の顔を持つ男の恋敵になってしまったがため殺された青年が転生したのはなんと、ハエ。彼は自分を殺した男に復讐するため、そして愛する人を守るため小さな体で人間に戦いを挑む!!日本でのインド映画ブームのリーサルウェポン〈最終兵器〉と言っても過言ではない奇想天外なハエの復讐劇が、いよいよ日本上陸!!
●日時:10月7日(月) 18:00スタート
●場所:アバコクリエイティブスタジオ(早稲田)
●ゲスト:中村獅童(41)
10月26日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開となるインド映画『マッキー』は、殺された青年がハエに生まれ変わり、愛する彼女を守るために自分を殺した人間と戦うという奇想天外なストーリーである。
そのハエと戦う悪役スディープを演じることとなった中村獅童さんは、オファーを受けた時、
「まず、ハエと戦うという奇想天外な発想に惚れこみました。インド映画は、映画好きの間では以前から注目されていたので、そのような映画に参加できることが嬉しいです。」と楽しみであることがうかがえた。さらに、実際にインド映画に出演する機会があるとしたら、という質問に対しては「ぜひ出てみたいですね〜!歌って踊ります!」と即答。「お声がかかれば、ぜひチャレンジしてみたいです。」と、インド映画出演に対する熱い想いを語っていた。
自身の演じる役スディープについては、「クールでかっこいい。女たらしだし。だからオレなのかな(笑) スディープは、“ハエと戦う色男”!あくまでもクールに演じたいですね!」と意気込みを語った。
実際にどうやって戦うか?と聞かれると、「ハエは殺しちゃいけないんです。先々代の勘三郎さん(17世中村勘三郎)はハエの生まれ変わりだという言い伝えがあるんです。歌舞伎座で演じているとき、たまに手にハエが止まったりするんですけどね。勘三郎のおじさまが助けにきてくれたのかなと思うんですよ。歌舞伎界にとってハエは、神聖な生き物、大先輩なんです。だから、このハエと戦う役を演じるのは、本当は心が痛いんです(笑)」と歌舞伎界にまつわる深イイ話についても明かした。そして、「この、ハエと戦う奇想天外さは歌舞伎にもありますよね。歌舞伎だって、蜘蛛とか妖怪と戦ったりするじゃないですか。『マッキー』を観たとき、ハエと戦うという話、歌舞伎ならできると思ったんです。」と歌舞伎とインド映画の共通点について話した。
最後に、「若い人にも喜んでもらえる芝居をしたい。本業は歌舞伎であるが、いろんな仕事にチャレンジしようと思います。ぜひ、映画『マッキー』も観てください!」と映画をPRした。