全米で年間80万人が行方不明となり深刻な社会問題になっているミッシング・パーソン、すなわち“人が消える”という不条理な現象。かつて何者かに拉致されたと訴える、若く美しい女性ジル。この事件は証拠が見つからず、警察には彼女の妄想からくる虚言症と断定され、その幕を閉じた。しかしある日突然、最愛の妹が同じように失踪を遂げ、決死の捜索に身を投じる彼女の運命を映し出す。『TIME/タイム』『レ・ミゼラブル』で眩い魅力を放ったアマンダ・セイフライド主演最新作。原因不明の失踪現象の果てに渦巻く驚愕の真実を、予測不可能なノンストップのスリルとともにあぶり出す〈ミッシング・スリラー〉『ファインド・アウト』(配給:ショウゲート)が6月15日(土)より全国ロードショー致します。

 そんな本作に関しまして、本日6月11日(火)、日本公開記念イベントを実施致しました。“第2のローラ”こと水沢アリーさん、そして水沢さんが竜兵会に入りたい!とかねてより熱望していた、竜兵会代表の上島竜兵さん(ダチョウ倶楽部)にご登壇いただきました。そこで、「誰も彼女を信じない」という映画のテーマとかけまして“水沢アリーさんの言動(ローラさんのモノマネをしていない、美しい飛び蹴りが特技など)が嘘か真実か!?”を、劇中に登場する主人公を信じない警官に扮した上島竜兵さんに取調べていただきました。

【日時】 6月11日(火)
【場所】 シネマート六本木1Fロビー (港区六本木3-8-15) 
【登壇者】上島竜兵(ダチョウ倶楽部/52)、水沢アリ—(22)

  【イベントの様子】
 今週末に公開を控えた6月11日(火)、水沢アリーさんとダチョウ倶楽部の上島竜兵さんがトークイベントを行った。イベントには多くの取材陣が詰めかけ、水沢さんと上島さんの軽快なトークに大盛り上がりをみせた。
 
 映画『ファインド・アウト』について水沢さんは、「本当に怖いの!!」に続けて、「何が怖いかって言うと、警察の人が全く信じてくれないこと!あんなに信じてくれないなんて...自分ならジルみたいに1人で立ち向かっていけるかなって…」と、自分の身に置き換えて感想を述べた。
 と、その時!刑事に扮した上島竜兵さんが登場!!映画になぞらえて、「お前にはいろんな疑惑がかかっているんだ!」と、水沢さんにかかる疑惑を検証していくことに。上島さんが一番に検証に入ったのはローラのものまね疑惑。「ほとんどローラだよ!」と指摘された水島さんは「そうじゃないの!ローラちゃんは豪華絢爛な感じでしょ?私はお笑いの世界で頑張っていきたいの!!」と爆弾発言。その後もプロフィールに書かれているフランス語が得意な件を検証。すると水沢さんはたどたどしくも可愛らしいフランス語を披露。「昔は得意だったんだけど、だんだん忘れてきちゃったの!」という水沢さんに上島さんは「じゃあこれは(プロフィールの)特技から消して下さい!」と一喝。「じゃあもっと勉強し直してもう一回書くね!(修行中)って書いとく!」とへこたれない水沢さん。続いて、フォームが美しいとび蹴りが出来る件の検証に移ると、「これは生まれた時から出来たの!先天的なものなの!!」と取材陣の笑いを誘うと、ハイヒールを脱ぎ捨てて自信満々に披露。しかしその衝撃的な出来栄えに上島さんはまたもやプロフィールからの削除を要請。それにも水沢さんはめげずに「上島さんってボケ担当だと思ってたけど、突っ込みもしてもらって、すごいポテンシャルだなーと思って感動しました!」と逆に感謝の言葉を述べ、会場は爆笑に包まれた。これには上島さんも、「営業妨害だよ…」と困り顔。さらに会場を沸かせた。

 話題は水沢さんがかねてから入会したいと公言している、竜兵会の話へ。「小さいころからダチョウ倶楽部さんの活躍をテレビで見てきて、おでん芸の哲学とか、本当にすごい憧れてて、深いと思うの!みんな笑ってるけどあんなの笑ってる場合じゃないよ!」と持論を展開して上島さんをまたもや困らせ、竜兵会入会を熱望した。それを受けて上島さんが「じゃあ条件がある!」と宣言。リアクション芸のテストが始まった。こんにゃくが入った『見えないBOX』に手を入れて「キャー!!ピクピク動いた!!」と上島さんも感心するほどのリアクションを見せた水島さん。さらに、「上島師匠のリアクション芸を見て勉強させてもらいたい!」と無茶ぶり。中身を覗いて「これは危険〜!」と上島さんを煽る水沢さん。師匠らしく貫録のあるリアクションを見せ会場を沸かせた上島さん、箱の中身は「たわし!!」と見事大正解。さらに「アリーちゃんみたいな可愛い子が俺より面白いリアクションしてどうすんだよっと」と、お馴染みのジャンプ芸を水沢さんと披露。最終的には水沢さんを新たな竜兵会のメンバーを『ファインド・アウト!!』と明言し、会場が終始笑いに包まれるイベントとなった。
 
 
 【囲み取材の模様】
 取材陣から、「上島さん、本当に(水沢さんを)竜兵会に!?」と質問が飛ぶと、「いや、全然いいんですけどね?本当に男ばっかりだし、みんな忙しくなっているから…ほとんどあってない様なもんで…」とやや消極的に回答。なぜ竜兵会に入りたいのかを取材陣から問われた水沢さんは「私はずっと、ブラウン管の中で見ていた人で、その会のことも知っていたの。それで、なんて素敵な会なんだろうと思ったの!芸能界にいろいろある“何とか会”っていうものの中で一番入りたいのが竜兵会なの!みんな竜兵さんへの愛で溢れているし、私もファンの一人としてすごく愛していたから、角質を取ってあげたりとか、汗を拭いてあげたりとか、そういう身の回りのことからしてあげたいな、下っ端から始めたいなっていう気持ちだから…!!」と、消極的な上島さんとは対照的に、竜兵会への熱い想いを告白。「身の回りの世話はカミさんがいるので大丈夫です…そりゃしてもらえるに越したことはないですけどね?竜兵会とは関係なく、個人的に!」と本音を漏らす上島さん。

 今日が初対面ということで、改めてお互いの印象を聞かれると、「(水沢さんが)テレビでもこういう風に言ってくれてるから、僕としてはお会いしたかったです。」と上島さん。それを受けて水沢さんは「嬉しい〜!!わたしも芸能界で会いたい人を聞かれるたびに竜兵さんって言ってて、今日会えたから、すごい良い日なのよ!お足元悪い中なんだけど…すーごい自分の心の中は晴れ渡ってるの!!」と集まった取材陣を気遣う独自の表現で喜びを表現。さらに、「言うと現実になったりするから、なんでも言っていこうと思って!だから今度はジョニー・デップに会いたい!」と茶目っ気たっぷりに話し、会場の爆笑をさらった。

 また、イベント中に行った、水沢さんの「見えないBOX」のリアクション芸に話が及ぶと、上島さんは「素晴らしかったですよ!本当に。俺ちょっと失敗したなと思ったもん。俺が最初にやればよかった。」と自虐的に笑いを誘った。しかし「ただね、あれはまだ初歩ですから!これからどんどんやってかないと。」とリアクション芸の帝王の貫禄を見せると、「そうですね。だから、ヌルヌル相撲とか、いろいろお勉強させていただきたいなっていう気持ちなの!」と想定外の意欲を見せる水沢さんに会場も上島さんもはまたもや大爆笑。取材陣から、「リアクションの帝王からお墨付きを頂きましたが?」と問われる水沢さんは「もう今日は眠れないと思う!!」と大興奮。これを受けて上島さんは「ありがとうございます…。こんなにほめられることもあんまり無いからね…(笑)」と終始押され気味。「本当にこの映画じゃないけど、嘘つかれてる感じ!」と信じきれない様子を見せたが、水沢さんは「(HKT指原莉乃さんなど他にも竜兵会に入りたい人がいるから)『竜兵会に入りたい会』っていうのをもう一つ作っちゃてもいいのかなと思う!竜兵さんをリスペクトする会!!」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 話題が映画に戻ると、水沢さんは一転、真剣になり「アマンダ・セイフライド演じるジルを唯一信じてくれる存在だった妹がいなくなっちゃったから、ジルは自分の力だけで妹を探すの。ジルはすごく力強く生きていくのよ。突然人がいなくなっちゃう犯罪は実際にあるんだって!いなくなっちゃった人を誰も探してくれなかったらどう思う?」と感慨深げ。突然の逆質問にどよめく取材陣を尻目に、「それ(実際に起こっている問題)を題材にしているから、すごく大事なことだし、アマンダさんの演技がすごく上手くて、次の展開が気になっちゃってすごく面白かった!みんなも(この映画の)面白さをファインド・アウトしてみて!」としっかり映画をPR。上島さんも、「ジェットコースタームービーっていう感じで、目が離せない。ずーっと見ちゃいますよ。すっごく時間が短く感じますね。アッという間です。」と興奮冷めやらぬ様子で感想を語った。