11月17日(土)、映画「39窃盗団」(サンキューせっとうだん)が、満席でスタートしました。18日日曜日も好稼働。客層も拡がりをみせ、平日も期待できる見込みです。初日舞台挨拶には、押田興将監督、押田大さん、押田清剛さん、山田キヌヲさんが登壇し、撮影の時の笑い話やロケ地の農家の方の心あたたまるご支援などのエピソードなどをお話いただき、最後は、3年に及ぶ製作関係者と大雨の中、ご来場いただいた観客の皆さまに、心よりお礼の気持ちをこめまして、“サンキュー”で締めくくりました。

■押田興将監督:
公開初日の今日、朝になるまで、不安でした。最後の撮影は、僕と大とカメラマンで撮影したりもしましたが、これ以上ないぐらい良い状態で撮影出来ました。本当にたくさんの方々の協力で公開できたことに感謝しています。パンフレットにも書いたのですが、全部現実に実際に起こったり起きていること、映画として楽しんだ後に考えていただきたいと思います。

■ヒロシ役の押田大:
20代前半のときに「映画を撮るぞ」と言われ、「今仕事してる」と言ったら、「辞めてくれ」と言われ(笑)本当にびっくりしました。もしこの先、役者のオファーがあったら、今はサラリーマンに戻っておりますので、部長と課長に相談しないと(笑)■キヨタカ役の押田清剛:(一番楽しかったことは?という質問に対し)
ドロボーやったり、ドラゴンボールやったり、大と走ったりしたこと。

■かずちゃん役の山田キヌヲ
難しい役柄で、どういう風に距離を取ってお芝居をしたらいいかわからなかったのですが、普通にやれば、そこに世界が生まれる。キヨちゃん(清剛)が(私を)受け入れてくれたことが大きかった気がします。駅前で踊るシーンで、汗びっしょりで踊ったのに、実際使われているのがキヨちゃんのアップばかりで、そこが一番残念、というか大変でした(笑)