10月26日、台湾のエミー賞と言われるテレビ番組のアワード「電視金鐘獎」の授賞式が行われ、アジア各国で大旋風を巻き起こしている『イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜(原題:我可能不會愛你)』が最優秀作品賞の栄冠に輝いた。また、アリエル・リンが主演女優賞、チェン・ボーリンが主演男優賞を受賞したほか、監督賞、脚本賞、助演女優賞、ヒットドラマ賞と『イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜』が「金鐘獎」史上最多となる主要7部門制覇という偉業を達成!

 この10月29日に30歳のバースデイを迎えるアリエルは「誕生日のビッグサプライズ。私たちが作ったドラマが少しでも、皆さんの心を動かすことができたなら、それがドラマを作る人間にとって最高の励ましです」とコメントし、『イタズラなKissⅡ〜惡作劇2吻〜』に続き自身2度目となる主演女優賞の喜びを噛み締めた。
 ”理想の彼氏”の代名詞となったリー・ダーレン役を演じ、”ダーレン旋風”で一大社会現象を巻き起こしているチェン・ボーリンは、「心臓がパクパクするって、こんな感じですね(笑)。デビューして長いですが、初めて賞をいただきました。本当に嬉しいです」と会場を沸かすコメントで初受賞の感激を伝えた。
 また、チュウ・ヨウニン監督は「現場にいる全てのスタッフが死ぬ思いで努力してくれた結果。彼らの情熱があったからこそ、自分たちにだけではなく皆さんに愛されるドラマを作れた」とコメントし、「台湾ドラマの代表作にする」という”良質な作品”に対する強い信念の中で作り上げた本作の受賞を喜んだ。

 授賞式の翌日、台湾のマスコミ各社のニュースヘッドラインは「『イタズラな恋愛白書』が完勝、主要各賞を総なめ!」といった内容で大々的に報道。30歳前後の若者が都会で恋と仕事に悩むストーリーをリアルに描き、おきまりの”シンデレラストーリー”から脱して従来のアイドルドラマをワンランク上のレベルまで向上させたという高評価のもと、作品の社会性や芸術性を重要視する「金鐘奨」史上初めて「視聴者の評価と審査員の評価が一致した」という記事とともに報道された。

 日本版DVD「イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜 <オリジナル・バージョン>」は年明け2013年1月11日、2月6日、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントからのリリースが決定している。

「イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜」受賞各賞
 最優秀作品賞: イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜
 主演女優賞: アリエル・リン
 主演男優賞: チェン・ボーリン
 助演女優賞: リン・メイシュウ
 監督賞: チュウ・ヨウニン
 脚本賞: シュー・ユーティン
 ヒットドラマ賞: イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜