マジンガー、マジンカイザー「暗黒大将軍ナイト」 AKB48 田名部生来(たなべみく)、「マジンガーZ」のヒロイン弓さやかに変身!
永井豪が生み出した人気作品「マジンガーZ」。1972年12月に初めてTVアニメとして放送されて以来、生誕40周年を迎える今年、東映ビデオより『MAZINGER THE MOVIE Blu-ray』(10/21発売)、バンダイビジュアルより『マジンカイザー Blu-ray Box』(11/22発売)の2作品を続々ブルーレイリリースいたします。
ブルーレイ発売を記念して、マジンガーZ、マジンカイザーの最大の好敵手となったミケーネ帝国の総司令官“暗黒大将軍”にフィーチャーしたスペシャルイベント「暗黒大将軍ナイト」を10月26日に開催しました。
イベントでは、「マジンガーZ対暗黒大将軍」と「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」を高画質なHDマスター、新たに5.1ch化された音声を楽しめるブルーレイで上映するほか、両作品の監督である西沢信孝氏、むらた雅彦氏を招いたトークショーを実施。
またスペシャルゲストとして、AKB48の田名部生来さんが、「マジンガーZ」のヒロイン・弓さやかの本格コスプレで登場しイベントを盛り上げました。
イベントでは、インタビュアーとして、19歳の視点で両監督に切り込み、会場を沸かせました。
10/21「MAZINGER THE MOVIE Blu-ray」11/22「マジンカイザー Blu-ray Box」発売記念
暗黒大将軍ナイト 概要
永井豪により生み出された人気シリーズ「マジンガーZ」が生まれて40年の今年、ブルーレイ発売を記念して開催された「暗黒大将軍ナイト」。ブルーレイ化される作品から当日上映する2作品「マジンガーZ対暗黒大将軍」の監督・西沢信孝氏と、「マジンカイザー」の監督・むらた雅彦氏がトークショーに登場。
ファンの前に現れた西沢監督は「『マジンガーZ対暗黒大将軍』は自分にとっても大変思い出深い作品。シネスコのサイズでの制作ははじめてで、絵コンテに慣れなくて苦労した」と感慨深げ。
むらた監督はもともと永井豪氏のファンで、『マジンガーZ対暗黒大将軍』も見て育ったということで、今日西沢氏に会えることを「緊張しながら楽しみにしていた」と話した。
その後スペシャルゲストとして、タレント・女優などマルチな活躍をする、AKB48の田名部生来さんが登場。
彼女のサイズに合わせてオーダーメイドで作られた、マジンガーZのヒロイン・弓さやかの戦闘服コスプレを披露し、”インタビュアー“として”マジンガーについて監督に質問をした。
「『マジンガーZ対暗黒大将軍』でヒーローであるはずのマジンガーがボロボロになったことに衝撃をうけた」という田名部さんに、「じつは最初はボロボロになるはずじゃなかった。テーマはマジンガーから、グレートマジンガーへの交代ということがあって、普通じゃつまらないと思った。そこで、1本の映画を2本にすることにした。1本目(前半)でマジンガーが負けて退場する。その続きでグレートマジンガーが登場する」と西沢監督から制作の裏側が飛び出す場面も。
その後、田名部さんが衣装を着た弓さやかと、主人公・兜甲児との淡い関係についての話題になると、「当初、シナリオにはさやかと甲児のキスシーンがあったんですよ」(西沢)と会場がどよめく秘話が。
「絵コンテにもしたけど、キスしちゃったら甲児がまいあがってその後のストーリーに繋がらなくなってしまって。永井先生にも承諾を得ていたシーンではあったんだけど、僕の判断でシーンを削除しちゃった。そしたらすらすらストーリーが出来た。」
「僕は、一人のファンとしても、2人の関係がいいと思ってました。『マジンカイザー』を作るときも、意識してあえて“つかず離れず”にしてを作った。」と世代を超えて愛され続けている作品らしいつながりが垣間見られた。
『MAZINGER THE MOVIE Blu-ray』は発売中、『マジンカイザー Blu-ray Box』は11月22日に発売される。