大森南朋主演映画『東京プレイボーイクラブ』(配給・スタイルジャム/配給協力・ビターズ・エンド)が、2012年2月4日(土)に、渋谷ユーロスペース他、全国にて公開することが決定しました。
このたび、「第12回東京フィルメックス」(11/19〜11/27開催)にて、25日(金)に、ジャパンプレミアを開催、キャスト・監督が登壇する舞台挨拶とQ&Aを行いました。

日時:11月25日(金) 上映前舞台挨拶18:40〜18:50/上映後Q&A 20:26〜
場所:有楽町朝日ホール(千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F 最寄:東京メトロ「銀座駅」C4出口)
登壇者:大森南朋(39)、臼田あさ美(27※舞台挨拶のみ)淵上泰史(27)、奥田庸介監督(25)

東京フィルメックスでも人気の高いジョニー・トー監督に認められた才能への注目度も高さを表すように、つめかけてた観客からの盛大な拍手にHIP HOP系のキャップにデニムといういでたちで登場し、奥田監督がおどけたピースで応え、舞台挨拶が開始。
Q:奥田監督へ一言挨拶と、自主映画との違いについてという問いに対して
  奥田監督A:ずっと自主映画でやってきて先が見えなく、苦しい時に巡ってきたチャンスだったので、これを逃したら終わるなと思った。
  日は観に来てくれて本当に嬉しいです。自主映画しかやったことがなかったから、今回チャンスをもらえて今まで自分は上等だ!
  と思っていたけど、一流の役者やスタッフとやれて、現場についていけなくて熱出したし俺(笑)
  今はパーフェクトに過ごせたからいいや!(再び軽くおどける)
Q:大森さんへ一言挨拶と、監督の印象を教えて下さい
大森A:テレビでは最近やたらイイ人をやっていますが、この映画では決してイイ人ではないので(笑)
  (監督のおどけた姿を見て)今、皆さんが感じたような感想です(笑)不良の青年が熱い映画をつくるという感覚ですね(笑)
Q:臼田さんへ一言挨拶と、現場の雰囲気はいかがでしたか
  臼田A:映画の中の人と一緒に仕事ができるなんてと緊張したけど、笑いの絶えない現場で楽しかった。淵上さんとは同世代で励まし合って、監督の熱に背中を押されながら頑張れました。
Q:淵上さんへ一言挨拶と、大きな役を演じた感想は?
  淵上A:金曜日の平日にこれだけ来ていただいて、ドキドキしながら観てほしいです。決まった時、何処の馬の骨かわからない役者の僕で 良いのかなって思い、必死でした。
Q:最後に奥田監督にこれから観るお客さんへ最後にメッセージをお願いします
  奥田監督A:何かおもしろいことを言うと期待していると思うけど、何もおもしれーこと言えないよ(笑)
  映画だ!楽しもうぜ!って感じで観てくれたら俺はハッピーだから!

『東京プレイボーイクラブ』で本日初めて舞台挨拶を踏んだ奥田監督は終始、どんな質問でも答えるよと笑顔。最後のフォトセッションでもカメラマンにおどけて手を振り、観客だけでなくマスコミからの笑いも誘った。とても温かい舞台挨拶を締め括った。
本作は、昨年のゆうばりファンタスティック映画祭で、『青春墓場〜明日と一緒に歩くのだ〜』で見事グランプリを受賞し、審査員長のジョニー・ト監督をして「恐るべき監督の出現だ」と言わしめた24歳の新人監督・奥田庸介と、今最も実力と人気を兼ね備えた俳優・大森南朋がタッグを組んだ作品で、大森が今まで見せたことがないハングリーな男をワイルドな色気で演じており、さらなる新境地を切り開いています。さらに、今や日本映画に欠かせない光石研との名(迷?)コンビぶりは必見です。