この度、映画『スピーク』が10月1日(土)より池袋シネマ・ロサ、お台場シネマメディアージュ他全国順次公開となります。本作の舞台は全米で最も恐れられ、呪われた場所と噂される廃墟ホテル。『REC/レック』の逃げ場なき極限状況と『パラノーマル・アクティビティ』の不可思議な超常現象が融合したかのような衝撃映像が、未知なる戦慄を呼び起こすP.O.V.超常スリラーです。
本作の公開に先駆けまして、前衆議院議員であり、タレントであり、そして映画評論家(自称)である杉村太蔵さんをお迎えして、映画『スピーク』のトークショーイベントを行いました。

【日時】9月13日(火) 18:30〜19:00
【場所】ブロードメディア・スタジオ月島試写室(中央区月島1-14-7 旭倉庫2F)
【登壇】杉村太蔵(32)

【登壇コメント】今回はMCなくフリップのカンペに合わせて杉村さんがトーク
◆→(フリップカンペ)
◆ご挨拶
自称映画評論家ではなく、今日は映画評論家として来ました。私、4年間政治家やってたんですよ。その経歴を生かして政治評論家という肩書きで頑張ろうと思ったのですが、最近政治の話しを聞かせてくれというのはなくて、映画が多いんですよ。僕はものすごく映画好きなんです。なぜかというと小泉さん、ものすごく映画好きなんですよ。チルドレンですからね!!映画に関しては任せて下さい!自称じゃないんですよ。最近自他共に。『スピーク』という映画をご紹介するのが楽しみでした。

◆『スピーク』の感想
私もいろいろ経験して来て、怖い思いもしてきましたが、これは本当におっかない映画ですよ。要はずっとカメラが一本調子で回っているわけよ。完全にドキュメンタリーですね。普通映画はワンカットワンカットあるんですけど、これはずーっと回ってる。だからこそものすごい臨場感で、あたかもその現場に自分が入っているような感覚になります。

◆『スピーク』を鑑賞する際に最適なシチュエーション
DVDをお借りして家内と一緒に観ました。子どもを寝かせた後、10時くらいに部屋を暗くして観てみました。家内はずっと私の腕をつかみっぱなしで、結婚6年目になるんですけど、久々に密着しましたね。そういう意味では夫婦愛が深まるいい映画だなと思いました。(笑)男の私からのアドバイスですが、好意を持っている女性と一緒に観るのがいいですね。男女というのは恐怖体験を共有すると愛情が芽生えるんだって、ミッツ(・マングローブ)さんが言ってました本当なんだって!

◆怖いもの
当選直後の一連の言動ありますでしょ?あのあと本当に武部さんに怒られたんですよ。なんせ自民党最大の危機って言われてたんですよ。消費税を増税した竹下政権よりも、森政権神の国発言の時よりも、私の失言の方が苦情の声が多かったの!それまでは自民党本部には国民の声っていう苦情専用ダイヤルが3本あったの。僕の当選をきっかけに国民の声を聞く、3本から10本に回線を増設して、それでもパンクしましたからね。大変恐ろしい思いをしましたね。

◆ひと笑い
政治家にとって最大の憧れの瞬間、目指している瞬間というのは内閣総理大臣に就任して、自分の所信を述べる、内閣総理大臣所信表明演説。僕は26歳で国会議員になっているんですけど、26歳で初当選したひとは後に全員内閣総理大臣になってるんですよ!だから皆さん分かりませんよ!30年後、内閣総理大臣兼映画評論家やっているかもしれないですから!!