本国で300万人が号泣した大ヒット作『ハーモニー 心をつなぐ歌』(CJ Entertainment Japan配給)が、1月22日(土)より、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほかにて全国公開する運びとなりました。
公開に先立ち、本日、日本ギャルママ協会での特別試写会イベントを実施致しました。今回の映画試写イベントは、協会に所属する一人のママが見た映画『ハーモニー 心をつなぐ歌』がきっかけとなりました。
本作は、女子刑務所を舞台に、心の傷を抱えながら生きる女性たちが合唱団を結成し「歌う」ことで愛する家族や母と子の絆を取り戻す、実話をもとに作られた感動作です。

服装や容姿が派手という事だけで先入観を持たれることも多いギャルママたち。罪を犯してしまったが様々な事情や傷を抱えて生きる女子受刑者たち。境遇は大きく異なりますが、映画で描かれている母と子の絆、子を守り抜く母の強さに心打たれまた共感することができました。そして参加者の半数以上が子供と一緒に映画館で映画を見たのは今回が初めてだったように、子育てに追われなかなか映画を見る機会がないギャルママたちと子供たちが一緒に観覧しました。母への思い、そして子育ての悩みなど普段口に出して言えなかった本心などを映画の試写後に語って頂きました。

【ギャルママ協会主催、『ハーモニー 心をつなぐ歌』試写会イベント】
●日時:1月20日(木)
●場所:ショウゲート試写室
●参加者:ギャルママ、その母たち、13組、平均年齢23歳(18〜25歳)

MC:映画の感想をお願い致します。
ギャルママA:自分とは全然違う境遇(一般人と在監者)に、共感できるか不安でしたが、子育ての面で、彼女(ジョンヘ)のように、自分の子供なのに育てられないもどかしさは、同じ母親として、気持ちがわかりました!とても辛いはずです。この映画はたくさんの親に見てもらいたいですね。
ギャルママB:子どもと離れ離れになることは本当に辛いことかと思います。今、目の前に子供がいることが幸せに思いました!
ギャルママC:普段、子どもとずっと一緒だとちょっとイライラしたり、たたいちゃったりすることがあるけど、映画を見たら、子どもと離れて生活をする人もいて、その辛さを思ったら、私は一緒にいられるのだから、その時間を大事に大切に過ごさないといけないなと・・・、反省したりしました。
ギャルママD:母子の絆を再確認しました。

MC:普段、偏見の目で見られることはありますか?
ギャルママE:公園とかで子供と遊んでいるときに、知らない人から、「子供体が小さいけど、ちゃんとご飯食べさせてるの?」と、まるで、私が虐待で食べさせてないかのように、聞かれたりします。。。
ギャルママF:電車やレストランでの周りからの冷たい視線はよく感じます。
ギャルママG:去年起きた幼児2人を家に閉じ込めたまま放置した事件で、そのギャルママが自分に似ているからとかで、友人の母親から「あなたじゃないよね?」と疑われた時に、すごいショックでした。

MC:普段、相談事は誰にしますか?
自分の母親という回答が1番多かったです。

※日本ギャルママ協会とは
ギャルママ達は若くして母になったり、母子家庭だったりと、その背景は皆さまざまですが、ギャルママと言う事だけで見た目から一括りで判断され、育児をきちんとしているか?家庭を大事にしているか?という目線で見られがちです。しかしながら彼女たちは本当に一生懸命で真面目に子育てや家事に取り組んでいますし、ママだからこそ今を楽しむ、と言う事にも素直で一生懸命に生きています。そんなギャルママたちが相互に助け合い、母として”輝くきっかけ”を提供し力になれるよう、日本ギャルママ協会が設立されました。