映画『怪盗グルーの月泥棒』ジャパンプレミアin式根島開催!初の3D映画と鶴瓶に、島民、大感激!!
本日10月10日(日)、全米で興行収入2億4500万ドルを突破した大ヒット作『怪盗グルーの月泥棒 3D』のジャパンプレミアが、なんと東京から南に約160kmの場所に位置し、面積3.9km²、周囲12km、人口約570人の離島、東京都新島式根島の式根島中学校体育館にて開催され、主人公の怪盗グルーの日本語吹替えを担当した笑福亭鶴瓶が舞台挨拶した。
映画館のない式根島で、3Dアニメーションが上映されるのは初の試みで、このジャパンプレミアのために、35mmフィルム映写機やスクリーン、スピーカー、3Dメガネなど、沢山の機材を船で運搬して実施。会場である式根島中学校の体育館には、雨の中にも関わらず、島民の半数近くにも上る約230名の観客が集まった。3D映画初体験となる観客が多く、熱気に包まれた体育館で本編がスタートすると、その飛び出す映像にどよめきの声が上がっていた。
そして、本編終了後には、本作でアニメーション映画の日本語吹替えに初チャレンジした笑福亭鶴瓶さんが登場! 大きな歓声が沸き起こる中、「どうも〜、どうも〜、良かったやろ〜?」と映画の面白さに自信たっぷりな様子で登壇。そして、挨拶の第一声は、「しかし、本当に来られないかと思ったよ〜」と、悪天候のためぎりぎりまで式根島に来る手段に悩まされていた状況だったことを報告した。当初の予定であった飛行機から、急遽高速ジェット船に変更し、なんとか式根島に到着した鶴瓶さんは、「島でやりたかったんですよ〜。ボクも、最初はあまり3Dに興味がなかったんですけど、この作品をワールドプレミアで始めて観てビックリした。だから、なるべく3D映画にふれていないような子共たちに観てもらいたかったんです。面白かったでしょ?きっといい思い出になるよ〜。中学校の体育館で3D映画を観たことが」と、このプレミア試写会への思いを語った。
島民からも、「初めての3D映画に、ビックリしました。まさかこの島で、3D映画を観られるとは思っていなかったので、本当に嬉しい」という感謝の言葉も飛び出し、鶴瓶さんの希望通りの良い思い出になったようだ。さらに、島民からの質疑応答タイムにも、「逆にボクからみんなに聞きたい」と、鶴瓶さんから島民への質問がスタート。3D映画の感想から、式根島の魅力、さらには本土から島に嫁いできた女性への島の感想や、「島の外に出るなら、今日観たような映画の仕事。そうじゃないなら島でおじいちゃんがやっている漁師を継ぎなさい!」などと子供たちの進路相談まで発展。場内を笑いの渦に包み込んでいた。
また、舞台挨拶の最後には、3Dメガネをかけた島民と記念撮影も実施。舞台挨拶後の囲み取材も、子供たちと一緒に参加し、「この映画の魅力は3Dだけじゃありません。他の3D映画にない、情があります。本当に良い作品です」と、ストーリーの素晴らしさをアピール。さらには、「こんどは是非、ゆっくり来たい。夏に来たいね。」と、式根島への再上陸を約束した。