本日、新宿K‘sシネマにて『遠くの空』初日舞台挨拶を行い、内山理名、黒田福美、井上春生監督の3人が登壇いたしました。
内山さんファンはもちろんのこと、韓流ファンも多く詰めかけ会場は超満員! 上映後には拍手がなりやまず、大盛況の初日となりました!

今は亡き日本人の父親と在日韓国人の母親明子(黒田福美)のもとで育てられた松木美江(内山理名)。
そして美江が勤める会社を再建するためにやってきた韓国人・柳正培(キム・ウンス) 。
2010年、東京の空の下で二人は出会った…。
美江と柳は、愛し合ってはいけない二人であることを知らないまま、互いに魅かれあっていく。
二人を結びつけた運命の糸、そしてその先に待っているものとは…。

映像と音楽の新たなカタチを創造するコラボレーションムービーシリーズ「cinemusica」の新作は
秋の空にぴったりな切ない感動ラブストーリーに仕上りました。

<イベント詳細>

日時:9月25日(土) 場所:新宿K‘sシネマ
登壇者:内山理名、黒田福美、井上春生監督

【上映後の舞台挨拶】

内山理名
『遠くの空』のように、この人ともう一度会いたい、この人のことをもっと知りたい、知って欲しいと思うことは恋なの?と思う時もありますが、あれ?やっぱり違ったかも?という時もありますね(笑)
上司との恋愛は今まで経験ないですが、でもキムさんのような包み込んでくれる男性ならありですね!
ハングルのセリフがたくさん出てきますが、タクシーでキムさんと話すシーンは、実はもともと日本語だけのセリフだったんですが、急に現場で監督からハングルを入れようという案が出まして(笑)

井上監督
『遠くの空』そして光州事件を通して、今自分たちがどういう時代に生きているのか、考えてもらえればなと思います。
ボクは今twittetをはじめたんですが、さっき司会の方が携帯の電源は切るようにとおっしゃっていましたが、今から僕が解除しますので、みなさんも是非今からつぶやいてください。内山さんかわいーとか黒田さんサイコーとか。そして最後に『遠くの空』っていれてもらって、「新宿k’sシネマ」って必ずいれるようにしてください!

黒田福美
キムさんと2人でハングルを話すシーンがあったんですが、キムさんと相談して、翻訳のハングルを生きたハングルのセリフにしていきました。私は4世紀半韓国について携わってきたんですが、その原動力はまさに在日でした。韓国の歴史的事件、在日の問題について描いた映画を創りあげたことは快挙だと思います。
キムさんは実際に光州事件を体験されているので、特にこの作品には熱い思い入れがありました。
私が演じた秋子は、光州事件から時が止まっていた。
でもユウと出会ってまた時が動き出したんです。こんな家族も本当にあったのかもしれないなぁと思いながら観ていただけたら嬉しいです。