5月10日、港区のスペースFS汐留で、映画『パーマネント野ばら』試写会が開催され、主演でなおこ役の菅野美穂、その母を演じた夏木マリが登壇した。

会場には20〜30代の女性が招待されており、冒頭の挨拶で約8年振りの映画主演となる菅野美穂は「去年の9月暑い中、高知で撮影してきました。今日のガールズトーク楽しみにしてます!」と述べ、また夏木マリも「思い出深い作品になりました。今日は女性だけで嬉しいですね。」とイベントへの意気込みを見せた。

ドラマ『働きマン』、映画『さくらん』と本作品で3度目の共演となる菅野と夏木の二人だが、今回は親子という設定。このことについて問われると菅野は、「原作ではもっとほのぼのなんですけど、映画では温かいところと心の傷みたいなものがあるかんじですかね。」
また、作中は“パンチパーマ”のという印象的なスタイルをみせた夏木は「はじめてのパンチなんですが、やった!!と思いましたね(笑)大丈夫でした!?」と逆に会場の観客に問い返していた。

本イベントはツィッターと連動しており、「女性社員が多い職場で、同僚は合コン、恋活にいそしんでいるんですが、そこに流されてもいいものなのでしょうか?」とのツィッターからの質問に、「婚活…。」とアラサーの女性ということもあり、菅野が言葉を詰まらせる中、そろそろ還暦を迎えるという夏木は「私はダメだと思う!焦って変な男捕まえてもね(笑)」とバッサリ。菅野も「一人大切な人を見つけられるかどうかだと思います。(その方法として)旅行すればいいんじゃないですかね?私も旅行する時、飛行機の隣の席の人いつも気にしてるんですけどね。…でもなかなか(笑)」と肉食女子の一面を見せた。

「現在26歳で、何年も恋をしていません。そのままでいいんだよって言ってもらいたい…」という会場からの願いのような質問に、夏木は「いいんだよ!!今は自分磨きをしてればいい。」と男前な返答。菅野は「この映画の原作の西原さんは「恋は交通事故。はねられるみたいなもの。」って言っていたので、そのままでいいんじゃないでしょうかフォローした。

西原理恵子原作の映画『パーネント野ばら』は5月22日(土)より新宿ピカデリー、シネセゾン渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー!!

(Report:森根隆之)