『ファインディング・ニモ』『カールじいさんの空飛ぶ家』のディズニー/ピクサー最高傑作誕生!

「さよなら」なんて言えないよ。別れても、決して切れない絆があるから・・・。

 長編CGアニメーション第1作の『トイ・ストーリー』発表以来、『ファインディング・ニモ』や『カールじいさんの空飛ぶ家』など数々の感動作で世界中の心をつかみ続けてきたディズニー/ピクサー。その集大成にして最高傑作『トイ・ストーリー3』がついに 7月10日(土)日本公開致します。
 この度、日本語吹替え版の声優として、『トイ・ストーリー』『トイ・ストーリー2』に引き続き、カウボーイ人形のウッディ役に唐沢寿明さん、スペースレンジャーのおもちゃバズ・ライトイヤー役に所ジョージさんが決定し、公募で行われた声優オーディションの合格者4名と共に声優発表会を行いました。1996年1月に今回と同じスタジオ・エコーで行われた『トイ・ストーリー』の声優発表会見以来、約14年振りとなる2人の再会が遂に実現しました。

【イベント名】 『トイ・ストーリー3』声優発表会
【日時】 4月25日(日)13:00〜 【場所】 恵比寿スタジオ・エコー
【登壇者】 唐沢寿明、所ジョージ、
声優オーディション合格者 お豆 3兄妹:古口貴子(こぐち たかこ/8歳)、大谷咲葵(おおたに さき/5歳)、松本航輝(まつもと こうき/9歳 ・グリーンアーミーメン:綿鍋想(わたなべ そう/24歳)

 14年ぶりに会った2人は、開口一番「何1つ変わってないよね。」(所)、「そんなことないでしょ。」(唐沢)とふざけ合い、声を担当しているウッディとバズのように相性の良さを見せつけた。2人がこの役を演じるのは11年前に公開された、前作『トイ・ストーリー2』以来。唐沢は、「まだ、続きがあったのか、と驚いたけど、思い入れの強い作品だから、また参加できてうれしい。でも、かっこいいからバズをやってみたかったんだよね。」、所は、「そんなこといったって、あなた顔がウッディにそっくりじゃない」とここでも息の合った掛け合いを披露し、再度この作品に参加できたことを喜んだ。

 演じているキャラクターについて聞かれ、唐沢は「自分のことよりも周りのことを考えて行動するところがすごい良いんだよね。」とコメントし、「バズは正義感に溢れているんだけど、それがあってるのかどうかよくわからないでしょ。俺もちゃんとやってるのかどうかよくわからないから似てると思う。」と答え笑いを誘った。また、作品の内容について2人は、「おもちゃ達の団結力がすごいよね。今回も彼らの友情がしっかり描かれている。」(唐沢)、「1,2もよかったけど、3はもっといい話だよ。アフレコをしながら脚本を読んでいたからラストにびっくり。」(所)と、大人なら誰もが経験する “おもちゃ”との別れ、持ち主を失ったおもちゃたちの運命・・・ディズニー/ピクサーが今回初めて描いた”別れのカタチ”、決して切れることのない絆について、興奮気味に語った。
 その後、オーディションで選ばれ、声優に挑戦する4人が舞台に登壇、アフレコへの意気込みを語った。お豆 3兄妹役の子供達が緊張でうまく話せずにいると、すかさず所がフォロー。会場は和やかな空気に包まれた。唐沢・所はお手本としてセリフを言って欲しいとせがまれ、「いくぞ、バズ!走れ風のように、ブルズアイ!」(唐沢)、「バズ・ライトイヤーだ。宇宙の彼方へ、さあ行くぞ!」(所)とそれぞれお馴染みの決め台詞を披露。子供達は、生のウッディとバズの声に「すごい!」と目を輝かせた。

 最後に、2人は「(トイ・ストーリー)1,2もよかったけど、今回はそれ以上に本当に感動できる話です。早く皆さんに見てもらいたい。」と前2作を凌ぐ作品の出来だったことと脚本を読んだだけで感動してしまうほど、「トイ・ストーリー3」がアニメの枠を超え<映画史上に残る最高のクライマックス>であることを再度念押しし、ディズニー/ピクサーの最高傑作に自信をのぞかせていた。