4月23日、千代田区 北の丸公園 科学技術館内のサイエンスホールにて「第1回日本シアタースタッフ映画祭」のオープニングイベントが行われた。

この映画祭の「シアタースタッフ期待作10選」に、映画『必死剣鳥刺し』が選ばれ、同映画祭のオープニングを飾ることから、主演の豊川悦司が舞台挨拶に登場した。

本映画祭は、大手シネコン各社から独立系まで日本全国にある映画館の、支配人以下、社員からアルバイト、映写技師など全スタッフを対象に、あらゆる垣根を取り払い、「映画館のスタッフ」であることを条件にエントリーした会員によって運営される映画祭で、劇場で観客と至近距離で接しているからこその視点で、昨年度公開された作品に投票し、ランキング及びグランプリ、各部門賞の発表をするというイベントになっている。
また、これから公開される映画の中から最も期待する10作品を選ばれることから、豊川悦司が舞台挨拶に登場することになった。

豊川は期待作10選に選ばれた感想を尋ねられると、「決して派手な映画では無いですが、大人に鑑賞していただける良い作品だと思います。映画館という最前線で映画を愛して下さっている方に選んで頂けてとても嬉しいです。」と語った。

また、今年の初めに公開された映画『今度は愛妻家』ではダメ亭主、本作品では武士と様々な役柄を演じている豊川だが、その役の幅広さについて問われると、「何で俺なんだ!?って思いましたね。“大きな男”というトコで(今回の武士の役は)僕だっただけなんじゃないでしょうか。(笑)」と会場を沸かせた。

東映配給の映画『必死剣鳥刺し』は7月10日(土)全国ロードショー

(Report:森根隆之)