警察犬試験の落第記録更新中!障害物を越えられず顔面着地。
香川県が生んだ、愛すべきズッコケ見習い警察犬“きな子”の実話を元にした映画「きな子〜見習い警察犬の物語〜」が、この度完成いたしました。

警察犬訓練士を目指す18歳の杏子(夏帆)は、入所した訓練所でラブラドール・レトリバーの子犬“きな子”と出会いますが、きな子は身体が弱く警察犬になれない、と訓練所の所長に言われた杏子は、思わず『私がきな子を警察犬にします!』と宣言。その日から、見習いコンビで警察犬を目指す日々が始まるのですが……。

本作は、「クイール」「子ぎつねヘレン」「犬と私の10の約束」に続く、松竹動物シリーズ第4弾で、今度は嘱託警察犬にスポットを当て、決して優等生ではない1頭と1人が、挫折を繰り返しながらも信頼の絆で強く結ばれ、決して諦めることなく夢に向かって前進する姿を描いた、愛と優しさに満ちたこの夏最高の感動作です。

そして今回、8月14日からの全国公開に向け、3月28日(日)に、物語の舞台にもなっている香川県にて、ヒット祈願イベントが行われました。

【ヒット祈願イベント 概要】

■『きな子〜見習い警察犬の物語〜』ヒット祈願&囲み取材
日時:3月28日(日)
場所:金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)
参加者:
夏帆、寺脇康文、小林義則監督、劇中のきな子(ラブラドール・リトリーバー)

【金比羅宮にてヒット祈願を終えて囲み】

Q:久しぶりの香川ですがいかがでしたか?

●寺脇さん:
昨年撮影していた時は常夏のイメージでしたが、今日は寒くて、でも天気が良くてよかったです。

●夏帆さん:
ここにくる間に、撮影していた時に行っていた場所などを訪れたので、撮影時のことを思い出しました。

Q:久々のきな子とのご対面でしたがいかがでしたか?

●夏帆さん:
そうですね。きな子は多分おぼえていなかったと思いますけど、でもきな子と再会して、撮影のときのことが蘇ってきました。

Q:きな子は映画の中で一番の相棒でしたよね?

●夏帆さん:
撮影が終わって、あれだけ一緒にいたので離れるのが寂しくて、半年ぶりに会ってすごく嬉しかったですね。

Q:夏帆さんを主演に選んだ理由はなんですか?

●小林監督:
一生懸命やる頑張り屋さんで、いい意味で、都会感を感じさせない地方の少女という感じだったので(笑)

Q:実際はどこのご出身ですか?

●夏帆さん:
東京出身なのですが、いつも「どこの出身なの?」と聞かれて「東京です」って答えると皆から驚かれるのが不思議なんです。
何ででしょうかね?

●寺脇さん:
心がきれいだからじゃないかな。

●夏帆さん:
そういうことにしておいて下さい(笑)。

Q:現場で思い出に残っていることは?

●寺脇さん:
毎日が楽しくて、主な舞台である訓練所のオープンセットは箱のような場所だったのですが、俳優陣もスタッフも長い合宿をしているような感じがありました。そういう意味で、皆で違う土地にきても一体感が生まれやすかったですね。犬たちに囲まれて、犬と人間の憩いの場所になっていました。

Q:ムードメーカーは誰でしたか?

●小林監督&夏帆さん揃って:
寺脇さんです!

●寺脇さん:
人間ではね(笑)。でも、やっぱりきな子たちが皆の輪を繋いでくれました。
夜中遅い撮影で、皆、疲れてきてもきな子を見ると癒されるし、本当に助かりました。

●夏帆さん:
ムードメーカーの寺脇さんが現場にいると、何だかポッと明るくなるんです!

●寺脇さん:
照明になってますから(笑)

●夏帆さん:
(笑)。それこそ、寺脇さんが現場いらっしゃると現場が凄く和みました。

Q:打ち上げは行かれたのですか?

●寺脇さん:
そりゃ毎日!近所の居酒屋さんに入り浸ったり(笑)、お昼は皆でうどんを食べたり、美味しいものをいっぱいいただきました。
気候と風土と同じように人が温かくて、おおらかさもあり、人間味あふれる街だなと思いました。

Q:先ほどヒット祈願をされましたがいかがでしたか?

●寺脇さん:
こちら(俳優陣とスタッフ)はやるだけやったと思うので、後は皆さんに観て頂いて、お任せという感じです。犬も人間も関係なく、信頼する気持ちが大切であり…あと、色々な愛ですね、家族愛、犬と人間との愛、師弟愛、先輩と後輩の愛、色々な形の愛が詰まっている映画です。

映画の中での杏子ときな子の姿を見ると、諦めず夢に向かって頑張ることが、人生にとってとても大切なことなんだと伝わってきます。

Q:金毘羅宮は初めてですか?

●夏帆さん:
私は初めてです。今日は車だったので、今度はちゃんと歩いてきたいですね。

Q:ご祈祷でお祈りをされたと思いますがどんなことを願いましたか?

●寺脇さん&夏帆さん揃って:
映画のヒット以外、願っていませんよ!

●寺脇さん:
僕はちょっと自分の健康も祈りましたけど(笑)
まずは、この映画をたくさんの方に観て頂くということが一番の願いですね。

Q:先ほど、市長が訓練場のセットを2年間残して、きな子パークを作るとおっしゃっていましたが。

●小林監督:
残してもらった方が、またここに来る時一つの思い出になるし、それこそヒットして、凱旋してここに戻ってきたいです。
撮影中も、地元の方たちからとても良くしてもらったのに、その人たちが僕たちを忘れないように記念碑的なものを残して頂けるのは嬉しいです。
セットを維持するのはとても大変なのことなのに、すごく有難いなと思っています。

●夏帆さん:
今回の映画は、ほとんどあのセットで行われたので、私もとても思い入れがあります。残して頂けるのは凄くうれしいですね。

●寺脇さん:
あそこは道が細くて人がなかなか行けない場所なそうなのですが、桜の名所でもあるのでぜひ!ですね。

Q:「きな子」公園ができたら、夏帆さん、初代名誉園長になるというのはいかがですか?

●夏帆さん:
私でいいのでしたら、ぜひ!

Q:寺脇さんは副園長で?

●寺脇さん:
そうですね!ってなんで下になるんですか(笑)所長じゃないですか(笑)

Q:最後に一言お願いします。

●寺脇さん:
公開の8月14日に向けて頑張りますよ!(映画のテーマである)諦めない気持ちを持って!本当にきな子と一緒に頑張って、本当にご家族の皆さん方に観て頂きたいですね。

子供だった大人も、これから大人になる子供も皆で一緒にさわやかな涙を流して頂ける映画になっていると思いますので!
さあ、監督、最後にしめてください(笑)!

●小林監督:
えっ、無茶ぶりだ!
あの本当に皆さんが見て感動して頂ける映画になっていると思います。
家族お誘い合わせの上ご覧ください。私たちも走り続けます!
さあ、夏帆さんどうぞ。

●夏帆さん
えっ、無茶ぶり合戦ですね(笑)
本当に素敵な映画になったと自信を持っていますので、夏の公開を楽しみにしてください。よろしくお願い致します。

以上